ビッグコミックオリジナルで連載していた『没有漫画没有人生ノーライフノーコミック』望月ミネタロウが終わった。ほのぼのとして好きだったから残念だ。
その最終話で青椒肉絲(チンジャオロース)の「時短合わせ調味料」が紹介された。
オイスターソース 75ml
しょうゆ 50ml
酒 300ml
はちみつ 20ml
分量は5回分で、食材を炒めるだけで味付けができるという代物だ。
これを見て、チンジャオロースが作りたくなり調べてみた。
色んなレシピを見るとチンジャオロースとはピーマン、タケノコ、肉(牛、豚)を炒めたものと書かれていた。調味料もオイスターソース、醤油、酒が基本だ。あとは赤ピーマンが入ったり、肉に片栗粉をまぶしたりと少しレシピによって差があるようだった。
だが、調べてみたらタケノコは特にどちらでも良くてピーマン「青椒」と肉「肉」の細切り「絲」が青椒肉絲だということだ。さらに牛肉を使うと「青椒牛肉絲」(チンジャオニウ ロウスー、チンジャオニュー ロウスー)となるようだ。
とにかく上記の時短合わせ調味料が使いたかったのでまずそれを作った。うちでは甘い味付けはしないので、はちみつは入れていない。
そしてピーマン、タケノコ、牛肉を用意した。タケノコはどうしようか迷ったが、ちゃんとこんなのが売ってるんだな。
裏には青椒肉絲のレシピが載っていた。もうそれ用でしか無いのか。1袋150グラム入りで3~4人前と書かれていて、2袋使ったらちょうど良かった。
肉は牛肉にした。本当は豚で600グラム(6人前)にしようと思っていたのだが、結局牛肉300グラムになった。それでも豚600より高かった。
そしてピーマンをタケノコとだいたい同じくらいの分量を切って、これも重ね煮で行ける。
フライパンに塩振って、下からピーマン、タケノコ、肉の順番で重ねて上から塩を振って、今回はにんにく生姜を大さじ2ほど振りかけた。そして火を入れる。
ここで気が付いたが牛肉を使うと、豚肉ほどしっかり火を通す必要が無くてちょっと楽だ。豚だとかなり火の通り具合が気になるところだが。
肉にまで火が通れば天地返しでかき混ぜて、先に作ったタレを回しがけて味がなじめば出来上がり。
肉を減らしてどうなるだろうと思ったが、ちょうど良い分量だった。むしろ1人前100グラムの計算だと多すぎるらしい。
それにしても我ながら美味かった。ま、こんだけ良い肉を使えばな。
余談だが僕が持っているレシピ本「いちばんやさしい 基本のおかず」検見﨑聡美著には 青椒肉絲(チンジャオロース)と書いて無くて「牛肉とピーマンの細切り炒め」と書かれていた。
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