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健康調査に1000億基金
政府は福島県全県民を対象に
今後30年間に渡り被曝健康調査を実施する
ことを決定した。原子力をあなどるなかれ!
ひとたび人間の手におえなくなると、
いくらおカネを注ぎ込んでも
その影響を図り知ることはできない。
もちろん健康調査を福島県民に限定できるはずもなく
「30年」のスパンで調査して終わり!ともいかない。
よって、この健康調査にいったいいくらかかるか、
など誰にもわからない。
我々、国民がせっせと働いて納める税金が、
国の発展のためでなく、一部「ワーストマン」の
犯した大罪の穴埋めに使われる、ということだ。
とりあえずは政府は1千億円規模の基金を新設する方針。
東電にも250億円の拠出を求める。
フクシマ暴走がなければ、まったく必要でなかったおカネが
1千億円規模で必要になった、という事実。
健康調査の対象者が百万人単位で存在するという事実。
すでに福島第一の事故については多くの専門家によって
「人災」との見方で一致している。
その「人災」で今後、いったいどれだけの死者が出るのか?
原発の影響がどう絡んでくるのか?
水俣病訴訟などの公害訴訟を振り返るまでもなく、
その末路は国民にとっては悲惨なものになる可能性が高い。
・・・となれば、これだけの被害、損害を与えた
「加害者」は誰と誰で、どれだけの刑事責任、
民事責任を負う、というのだろうか?
田辺一球携帯サイト「広島魂」より
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