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モーニング18号に掲載の読み切り、「半世紀の箱庭」かやまゆう
どれくらいの未来だろうか?太平洋上に地球と宇宙を結ぶ宇宙エレベーター建設され、人類は宇宙へ進出する。いわゆる、スペースコロニー(宇宙空間の居住地)だが、エレベーターでつながっているのが面白い。
主人公の吉田イチと奥さんの満月(みづき)も結婚を機に宇宙に移住した。
その宇宙に、工場、農場、観光ホテルができ「宇宙バブル」が訪れる。それからさらに50年が過ぎ、バブル期の宇宙ホテルは低重力老人ホームとして活用されていた。奥さんの満月は85歳になり認知症を患う。
そこに暮らす人々は20代30代の見た目を保つ事ができる再生治療を行うようになっていたが、脳の障害はまだ未知数で認知症などはまだ治せないのであった。
そんな老人夫婦の宇宙生活のお話で、ある日事故が起きる。
将来、本当に起こりそうな気がしなくもない。歳をとっても宇宙に行っても夫婦の愛は変わらない。そんな宇宙時代の愛の物語。面白かったです。
「半世紀の箱庭」
特別読み切り
作者 かやま ゆう
掲載 週刊モーニング 2019年4月18号
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