子どもの日にさっそうとデビューしてから、雨で流れに流れてスライド登板のアンダーソン。この試合が2試合目。登板間隔があきすぎて調整はどうか?しかし期待値はデカい。受ける捕手は前回と同じ磯村。対する相手は42歳左腕の石川。ヤクルトに勝つためには石川を序盤でKOする必要がある。昔から石川は序盤でKOしないと乗ってくるイメージだが。
先発 アンダーソン 右0.00
1 左 堂林 翔太 右.286
2 二 菊池 涼介 右.276
3 中 西川 龍馬 左.313
4 一 マクブルーム 右.287
5 三 坂倉 将吾 左.313
6 遊 小園 海斗 左.219
7 右 中村 健人 右.282
8 捕 磯村 嘉孝 右.091
9 投 アンダーソン 右.000
ヤクルト
先発 石川 雅規 左2.78
1 右 太田 賢吾 左.263
2 中 山崎 晃大朗 左.350
3 二 山田 哲人 右.263
4 三 村上 宗隆 左.281
5 左 宮本 丈 左.222
6 一 オスナ 右.218
7 遊 長岡 秀樹 左.241
8 捕 内山 壮真 右.154
9 投 石川 雅規 左.167
4時間44分の延長戦は5対5引き分け。頼みのアンダーソンをもってしても勝てなかった。勝ちきれなかったことが悔やまれるのか、負けなかっただけマシなのか。
やっぱり村上はすごかった。初回二死一塁、ボールツーから投げたアンダーソンの真っすぐを一振りで右中間スタンドへ2試合連続となる12号ツーラン。
打線は四回まで1安打に抑えられながらも五回、先頭の小園が出塁して中村健人のプロ初本塁打が飛び出すと、磯村も続いて菊池のタイムリーで3対2となり逆転に成功。
しかし六回、今度はアンダーソンがつかまり3失点。なおも二死二、三塁のピンチで塹江にスイッチ。102球でKOとなった。やはり元々中継ぎでスタミナに問題があるのか、単にヤクルトがストレートに強いバッターが揃っているのか、とにかく前回のように簡単にはいかなかった。まだ課題は続きそうだ。
だがその裏、代わったヤクルト石川から代打松山の2点タイムリーでギリギリ同点に追いついた。
同点からの継投は矢崎、ケムナ、栗林、薮田、ターリーが1回づつ抑えて決着つかず。
よく粘ったと言いたいところだが、松山の代走で出た田中広輔が八回は二死一、二塁から、延長になった十回は二死満塁から、そして最終回の十二回は一死一、二塁からいずれも空振り三振に倒れた。本当にこれが大きいブレーキになった。
特に十回の場面では一打サヨナラだっただけに、あまりにも悔いが残る試合結果だ。あの場面で長野さんなら必ず決めただろうに。これでは粘ったリリーフ陣も報われない。
万にひとつダメだったしてもサードの代わりには矢野がいたのだ。大盛にしろ田中広輔にしろ、ここらでちょっと入れ替えが無いと二軍で頑張ってる選手の士気にもかかわるところだ。
【鯉将一問一答】広島・佐々岡真司監督「当然勝ちたかったというのはあります」 4時間44分の熱戦の末引き分け
本塁打
ヤクルト 村上 12号(1回表2ラン)
広島 中村健 1号(5回裏2ラン)
バッテリー
ヤクルト 石川、石山、大西、田口、今野、木澤、コール、マクガフ - 内山壮
広島 アンダーソン、塹江、矢崎、ケムナ、栗林、森浦、薮田、ターリー - 磯村、坂倉
画像はスポナビ
5/15(日) 13:30 マツダスタジアム
観客数 30,420人 試合時間 4時間44分
090-3990-0645