『本当の自分に出会えば、病気は消えていく』梯谷幸司(はしがい こうじ)著・ 三笠書房刊
僕がこの本を読むに至ったのは
ここに書いてますが、「1回10秒 健康オタクが辿り着いた世界一シンプルで簡単な健康法」という坂庭鳳(さかにわ・つとむ)さんの著書の中で本書が紹介されていたからだ。
紹介されていたというより、本来この内容を坂庭さんが伝えるべきだと、僕は少なくともそう思うのだがどうだろうか?
まあ他人の事はさておき、この本は良い本だった。坂庭さんの著書の中で、「脳の思考回路には、大きく「報酬系回路」と「苦痛系回路」の2つがあります」と書かれており、報酬系回路や苦痛系回路については、梯谷幸司(はしがい こうじ)先生の書籍『本当の自分に出会えば、病気は消えていく』( (三笠書房刊)に詳しいので、ぜひそちらも参照してみてください。と紹介されていたのだ。
その「報酬系回路」と「苦痛系回路」を詳しく知るためにこの本を読んだ。読む前に勝手に想像していたのは、「報酬系回路」とはこれこれこうで、こんな風に使いますとか、「苦痛系回路」とはこういった物で、これを使うとこんな事が起こりますとかみたいな、具体的な説明文を期待していたのだが、全く違った。
そもそも報酬系回路と苦痛系回路を使うという発想自体が違うのだ。
この本の著者、梯谷幸司(はしがい こうじ)さんを調べてみると、
人間心理、言語心理学、催眠療法、NLP(神経言語プログラミング)など、これまで世界的な専門家に師事し、30年以上の歳月をかけ科学的手法に基づいた独自の成功理論「梯谷メソッド」を確立。
という紹介がある。そうこの方、医者では無いのだ。なので本の中ではどこにも病気が治るとは書かれていない。タイトルも「病気が消える」となっているし、もっと言えば本書の中では「病気を辞める」という表現をされている。これはすなわち、病気と言う物を自分の意思で行っているという表現であり、この本を読めばまさにその通りである事がわかる。
これは、この本に限らず、この手の心理学的に潜在意識の説明をされている全ての物にも当てはまる。自らがタバコを吸うように、自らが病気をやり、そして辞めるという事だ。これが理解できるかできないかでこの本の理解度は大きく変わるだろう。
そして、その病気を辞める為に脳の働きを利用するのだが、それが「苦痛系思考」と「報酬系思考」という事である。
そう「苦痛系思考」と「報酬系思考」とはあくまでも脳の働きであって、自分で今日はこっちを使おうと使い分けるものでは無かった。自分の思考によって脳がどのように働くか?その為にどのように考えるのが良いのか、その事が書かれている1冊だった。
これで今日から僕もブレイクスルーだな(笑)
「1回10秒 健康オタクが辿り着いた世界一シンプルで簡単な健康法」を読んで、答えが見つからなかった人、或いはこれから定価以上の値段で「1回10秒 健康オタクが辿り着いた世界一シンプルで簡単な健康法」を買おうと思う人は、まず先にこの本を読むべき。
梯谷の他の本も面白そうだ。
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