考える事とか考え方とか

少林寺の忘年会で思った事。

次男と三男が昨年から少林寺を始めた。

そして、うちが通う道場では毎年、年末には忘年会が開催される。昨年初めての事だったが、是非家族で参加して下さいと言われ、家族6人で参加させていただいた。

まず17時半から拳士(少林寺をやってる人の事)が道場の大掃除。ここまではなんの問題も無い。

もうひとつ、うちの道場には拳士の保護者会的なものが存在する。だがこれが野球と違うのは、母親だけの会になっている。別に男親が入れないのかどうか確認もしていないが、どうやら暗黙の了解で女親だけのグループなのだ。

そして忘年会には鍋を食べるのだが、その準備を保護者会がする。つまりはお母さん方だ。僕は口も手も出す事もできない。ただ、昨年は全くの初めての事だったし、今までこうして来たと言われると僕もどうにもできないので、ただただそれにしたがった。

17時半から始まった大掃除の裏で、あらかじめ手分けして用意したものを持ち寄って鍋の準備が始まった。そして19時から無事に忘年会が始まる。

まあまあ、ここまでも特に何の問題も無い。女親だけが準備の対象を除けば。

忘年会では参加者全員が席に着いて鍋を食べ酒を飲んだ。途中子どもたちのためにビンゴも用意してくれて、景品もいただいた。とてもありがたいと思った。そして21時になり、責任者の方が挨拶をして忘年会はいったん終わる。

僕もそこそこに飲んで眠たいので、じゃあ帰ろうかと母ちゃんに言うと、「私は片づけなきゃいけない」と言う。じゃあ片づけようと言ったものの、まだみなさん楽しそうに飲んでる。なんなら、遅れて来た人もあり、まだ飲み始めたばかりで、さらにまだ来る人もある。

うちは子どもたちも全員いる。もう21時も過ぎてすぐにでも帰りたいが、帰れない。右も左もわからない状態で何もできない。四男なんて4歳の子までいるのに。

仕方が無いので僕はもう限界だったし、車で先に寝る事にした。この時はまだ22時前には出てくるだろうか?ぐらいの考えだった。ところが、終わってみれば23時近かった。えっ?あまりにも遅すぎるだろう。これなら来年は参加できないぞ。

と、ここまでが去年の忘年会の話。

だが、終わる時間の事は別にあり、普段の練習も入門前に確認したところ、20時半までです。と言われていた。ところがいざ、練習に通い始めると20時半に終わった事なんか一度も無い。早くても20時45分。それがだんだん遅くなり21時前に終わる事が当たり前のようになって行った。

うちの子は習い始めた時は9歳と8歳。21時に終わって家に着いて21時半。そこから風呂に入って、夕方出発前にメシを食うのだが、それでは足りなくて風呂から上がってもっかい食う。それで寝るのが22時を回るのだ。次の日も学校だというのに。それはちょっとあまりにも遅いでどうにかならんのか?と通い始めてからずっと考えていた。

なんせ、うちは毎日僕が4時起き、子どもたちは5時おきなのだ。

そんな事があり、一度、とうとう21時を過ぎた事があった。そこで初めて先生に早く終わってもらえるようにお願いした。先生はわかりましたと返事をくれたが、それでも20時半に出てくてる事は無かった。そんなやりとりを2~3回してようやく最近はうちの子だけが20時半に出てくるようになった。

そして、また忘年会の季節がやってきた。案内をいただいので、去年あった事実をそのまま伝え、そしてうちは21時に帰りますがそれでよければ出席しますと。

その先生からの回答が「私は21時に終わりました。そのあとは残りたい人が飲んで親睦を深めています」だった。これは全く話しにならんと思った。そこにごめんなさいもなければ、なんなら1ミリも悪いと思ってないらしい。まあ僕も別に謝って欲しいわけでは無い。ただ、忘年会に行って21時に帰りたいだけなのだ。そこは了承を得られた。

さて、僕が21時に帰るというと、保護者会の片付けが早まるらしい(笑)要するに何がなんでも保護者会という名の女親が片付けないとダメらしい。なぜ、残った人たちで片づける発想にならないのか?不思議でしょうがない。

そして、保護者会が21時に片づけ終わるために出した案が、「鍋をやめる」だった。それの代替案が「焼きそば」とその他の食べ物となった。僕的にはまあ21時に帰れるならなんでもよかった。

そしてこの土曜日、その時はやってきた。長男の野球の試合で17時半には間に合わなかったが、それでも18時過ぎには道場について子どもたちは掃除を手伝った。

大掃除も終わり、19時になり忘年会が始まる。なんと驚いた事にそこから保護者会というなの女親が、道場の隅でホットプレートで焼きそばを焼き始めた。子どもたちはもちろん、拳士(子ども以外にも大人の拳士がいる。それは保護者を兼ねる場合もある。)は全員テーブルについて乾杯を始めた。

僕は目を疑った。今そこで焼きそばを焼いている女性たちも同じ会費を払って参加しているのだ。なんでこうなった??(昨年の開始時は女親を含む全員が同じテーブルについていた。)

一通り焼きそばが行きわたり、やっと母ちゃんもこっち来て食べるのかと思ったら、今度はウィンナーや焼き鳥を焼き始めた。

その間に僕の前に一人の女性が座って一緒に飲み始めた。この人も拳士なんだろうか?(昨年も女性が遅れてきて飲んでいた)。なんだこの世界観は?昭和か?

忘年会が始まってすでに30分が過ぎている。女性たちはまだ一口も食べていない。

焼きそばを運んできた母ちゃんに僕が声をかけた。「かわろうか?こっちで食べろよ」だけど、他の人の手前、絶対にそれはしない。うちの母ちゃんはそんな性格である。

それを見ていたのか、僕の前の女性が僕にしゃべりかけて来た。「福永さん優しいですね」その一言でキレてしまった(笑)

「は?これをおかしいと思わないですか?あの人たちは焼きそばを焼くために参加してるんですか?」と。ちょっとキレ気味に。

幸い?その女性がまあ理解して下さった。「ねえあなたち、そろそろいいんじゃない」的な。この辺はもうハッキリと覚えていない。休みなさい、だったか、食べなさいだったか、とにかく女性たちに手を止めるように促していた。

そしてその結果、保護者会の人たちはその場でそのまま座ってめいめいに食べ出した。酒を飲んでるテーブルとは違う道場の隅でだ。。僕はそれ以上何も言わなかったが、これが同じ金を払って参加した結果か?別に金の話しをしているわけでは無い。

が、もうこんな状態なら、どっかの店で全員で鍋食ったほうが楽しくないか?そう思わないか??それでも男たちはまだ飲んでいる。ちなみに僕はこの日飲める酒が無かったので、1滴も飲んでいない。

後で母ちゃんに確認したら、僕の目の前の女性は、代表の奥さんだったらしい。つまり坊守さん(笑)

そして時間が過ぎ、20時半を過ぎた。僕が21時に帰るために20時半から片づけるとなっていたので、ゴミ袋をもらって片付けを始めた。するとその姿を見た代表が、慌てて挨拶を始めた(ように僕には見えた)。いったい僕が片付けを始めなければ、本当に21時に終われたんだろうか?そう思えてならない。

ただまあ結果的に21時に帰らせていただいたので、忘年会としてはなんの問題も無い。

だが、後でこの事について母ちゃんと話しをすると、去年の鍋に比べると全然楽だったから、あまり苦に思わなかったと。これが本人たちも気づかないいわゆるジェンダー(この言葉は嫌いなのでできれば使いたくない)の問題なのだ。

こんな事すらわからない人たちに、今後少林寺を学ぶかどうか?ちょっと考えたいと思う。もし、話し合いが持てるなら話してみたいし、それでも、ああそれならどこでも好きなとこに行って下さいと言われると本当に失望するのかもしれない。さて、どうなることやら(笑)

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moja
昭和47年生まれ。生まれた時からカープファン。 姫路生まれ姫路育ち。現在は相生市矢野町榊。 パソコン販売・修理・組立、出張サポート、ホームページ制作・WEBデザインなど。 奥さん1人と4男の父 真宗門徒
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