田舎へ移住と古民家改修

「相生市への古民家移住物語」古民家改修、内装編

話が長くなってきたので目次を作りました。
前回までのお話 moja.asia/kominkaizyumokuzi/
の続きです。

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荷物を減らしてみて、色々補修すべき箇所が見えてきた。まず2階から壁。土壁の角に完全に穴が開いていた。全体的にもボロボロと剥がれているので、壁塗り補修が必要だった。ついでに1階の納戸の中の土壁も壁塗りを行うことにした。夏に向けて網戸も張替え。そして和室以外のフロア部分がベニヤが剥がれたり、浮いたりぼこぼこしている。これを全面的に張り替えることにした。

和室の畳の下はほとんど大丈夫のように見えたが、1階の奥の2部屋、とくに納戸の間が大引きから腐っておりここは結構大変そうにみえた。他は少し根太を入れ替えればいけそうにみえる。とにかく雨漏りがどこにも無い事だけが唯一の救いだった。おかげで大きく傷んでる所はない。
ただ、急いでやるべき事はキッチン、風呂、トイレ、寝室が使えるようにする事。他は後回しとなった。

まずは風呂の脱衣場部分と台所の床の張替えから。ところが自分の道具のほとんどが無い事に作業に入る直前に気がついたのだった。そういえば昔、かけや、丸ノコ、はつりやらほとんどの道具をもう使わんと思て、人にあげてしまった事を思い出した。という事で道具の買い揃えから始めるwww
ホームセンターで安かった物は新品を購入したが、ほとんどの道具をリサイクルショップをめぐって買い揃えた。これが以前に書いた「エアーコンプレッサーを新調した。」の話につながる。とにもかくにも道具と材料を探すべく、あししげくホームセンターに通う。道具は「アグロ」でも十分だが色々な資材となると「ムサシ」が圧倒的に便利。いや、むしろムサシが無ければ個人で家を直す事も出来なかったかもしれない。ってくらいなんでもそろっとった。あれにはビックリした。

IMG_3289 現場は床をはがし始めてしまっている。後戻りができなくなったww
床をはがしながら考えていたことは、ベニヤを張るか、コンパネを敷き詰めてその上にマットでも敷くかと思っていた。
ところが・・・、何を思いついたのか、結果的に「天然無垢」という言葉がふと脳裏をよぎった。そうなると妄想が止まらなくなった(笑)ちょうど去年から今年にかけて友達の家が天然無垢の素敵な新築を建てた所だった。建てたのは、「エコやBAOBAB」さん。素晴らし仕事をしておられる。その家の杉板の床に転がりながら良からぬ事を思ってしまった。俺もこれでいこwww

 ただ加工済みの杉のフローリング材でやるにはちょっと無理があった。いかに低予算で抑えるか?それだけがポイントだったからだ。そうして出した結論が、「自分で作る」これ一択のみ。材料は杉板の荒材を買ってきて、かんなをかけて自分で床板を拵えるところから始まった。そうなると電気カンナが必要になる。またリサイクルセンターに走る。そんな事を繰り返しながらようやく床張り着工。

と思ったがそうなるとまたひとつ問題が浮かびあがってきた。それは、水周りは「ヒノキ」で。そうエコやBAOBABさんの仕事を良くみると、台所の炊事場のところと、食卓のあるところの材料が違う。風呂場周りも。良く聞くと水回りは木が腐り易いので、水に強いヒノキ材を使うらしい。なるほど。ほな桧材を買いに行かなあかんなと思いまたまたホームセンターへ。ところがどこのホームセンターに行ってもひのきの荒材などどこにもない。さあ困った。ネットで調べるといくらか檜の床材(加工済み)が出てきたがとんでもなく高い。とてもじゃないが買えない。

 その時点で杉の荒材を結構な量買い込んでしまって今更方向転換できなくなっていた(笑)檜を使うにしろ、今買っている杉板とある程度厚みをそろえる必要がある。予定では15ミリの杉板を買ってカンナで削って12ミリの仕上がりになる予定だった。という事は少なくとも15ミリ前後の檜の板が欲しいのだが、そんな物はどこにもない。あるのは20ミリ以上の加工済みの材料ばかり。

 いきなりつまずいた、内装工事の始まりでしたwww

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ABOUT ME
moja
昭和47年生まれ。生まれた時からカープファン。 姫路生まれ姫路育ち。現在は相生市矢野町榊。 パソコン販売・修理・組立、出張サポート、ホームページ制作・WEBデザインなど。 奥さん1人と4男の父 真宗門徒
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