考える事とか考え方とか

煽り運転に合わないために。「片側二車線の正しい走行の仕方」

先日、ツイッターで烏山自動車学校@KarasuyamaDSが「片側二車線の道路、世間一般のイメージ、と、正しくは」と投稿された。

これを自動車学校が投稿してくださるのは有難い。

最近はあおり運転の事件もあり、山陽道や名神などの高速道路ではかなり周知されてきたと感じる。だがこの投稿の大事なポイントはコメント欄の質問にある。
いくつかの次のような質問があった。

「一応確認なんですけど、コレってバイパスとか一般の下道でも当てはまるんですかね?高速が確実にコレなんは流石に解ってるんですが」

「それって、高速道路などの追い越し車線として規定されたトコ限定ですよね。
一般道でそれなら右折出来なくなります。
特に首都高は右にもランプ(下り口)があるので、遅い車はそのランプを使えなくなってしまいます。」

これに対する回答がこれだ。

一般道路も同様になります。
こちらの画像の説明は、表現はやや異なりますが学科教本をもとに書きました。
「追い越しなど」には、右折で右側の車両通行帯を走行することも含まれます。

「追い越しなど」の「など」に、右折も含まれるており、このルールは、高速道路以外の自動車専用道路、いわゆるバイパスも一般道も全ての道路において適用されるのだ。

そう、姫路バイパスも加古川バイパスも、太子・龍野バイパスも第二神明も播但道、二号線も312号線も明幹も全てだ。

思い出して欲しい。教習所で習ったことを。一番最初にキープレフトと習わなかったか?あれは何も左寄りに走れという意味だけでは無い。とにかく左側車線を走行することが大前提であり基本なのだ。

そして追い越しをする場合は右車線に車線変更して、追い抜きが終われば左車線に戻る、いわゆる「追い越し完了」をするということ。

さらにこの話をすると、必ず言われるのが速度の問題である。「私は法定速度で走っている」と。はい、だからと言って右側を走り続けてよい理由はならんのです。むしろ、それが追い越しをする車にとって、一番迷惑な行為になるのです。

こちらが追い越しのために右側車線に入り速度を上げた時に、法定速度で左側車線と同じ速度で走られた場合、必然的に車間距離が詰まり、結果煽り運転と言われる場合もあるのです。

そして追い越しに関する速度の問題は教習所も警察も公言されていません(と思う。間違ってれば教えてください)。

ただ、僕の記憶が正しければ、「追い越しをする場合は対象車の何倍かのスピードで追い越しをする」という事だけを教習所で習うのです。何倍だったかは忘れました。1.5倍だったか、2倍だったか3倍だったかそんな感じの事は必ず習うはずなのです。

仮に2倍だったとして、「60キロの車を追い越しをする時は120キロの速度で追い越しましょう」とは習いません。あくまでも、「X倍のスピードで」って事だけ習うのです。なので、追い越しの速度超過問題は全く別の話なのです。とにかく原則は左側車線を走るという、一番基本のルールを無視して、お前は速度超過だと言われるのは議論のすり替えでしか無いのだ。

それと同時にトラック(大型)も遅い速度で走っているという意見もあるが、僕が知ってる限り、ほとんどの大型車もこのルールを守ってくれています(一部例外あり)。ただ、大型の場合は最高速度に限界があり、90キロや110キロ程度でめいっぱいで走っている場合があるのと、車線変更のための車間距離がある程度必要なため、簡単に車線変更ができない事もあるので、そこは一定の理解が必要であると考えるところでもある。

昨今ある煽り運転のニュースは、ただの暴行事件であり、そのきっかけが煽り運転だったという事に過ぎないと僕は思う。それを防ぐためにも原則右側走行を徹底していただけたらなと思います。

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moja
昭和47年生まれ。生まれた時からカープファン。 姫路生まれ姫路育ち。現在は相生市矢野町榊。 パソコン販売・修理・組立、出張サポート、ホームページ制作・WEBデザインなど。 奥さん1人と4男の父 真宗門徒
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