mojaの生き方

「私の親鸞」日野賢之先生



IMG_1290 西勝寺御遠忌を前に3回にわたって「私の親鸞」というテーマでお話をいただく。前回は梶原敬一先生。そして今日2回目が日野賢之先生。

 僕が日野先生に初めてお会いしたのは2009年の春の法要奉仕団に参加した時の事。その時の教導が日野賢之先生だった。初めていく個人参加の奉仕団。といっても坊守と一緒だったが。そして初めての2泊の奉仕団だった。最初に自己紹介や挨拶をして、坊守と一緒に先生にご挨拶をすると、先生が前住の後藤宣一の事をご存知だったので僕もそれに続いて「西勝寺門徒」ですと挨拶をした。すると先生が「違いますよ」と一言。「あなたは真宗門徒です。お寺はお手継ですよ」と教えていただいた。これを言われたのは、後にも先にも日野先生だけである。その後も7祖で何度か奉仕団に参加したが、他の参加の方が「○○の寺の門徒です」と言うのに対して「違いますよ」と言われる先生を僕は他にみた事がない。

 そんな事をきっかけにその2泊3日で僕は日野先生から多くの事を学んだ。特に座談会や質疑応答では質問に対して即座に答えが返ってくる。その問いに対して、親鸞さんはこういう風におっしゃっておられます。と。それは聖典の何ページにこのように書かれておりますといった具合にすべての問いに対して、真宗の教えを基にどう考えるべきか教えて下さる。聖典を開きもしないで(笑)。ああ、この人の頭の中に聖典が1冊入っているんやなーと深く感動したの覚えている。先生は決して、答えを教えて下さるのでは無い。問題の解き方、あるいは何が問題であるか?そこが重要だと。問題の意味がわからないと、とき方がわからない。なので違った答えが出る。「問い方を間違えると答えも間違って出る」とは藤元正樹先生の言葉。これを常に念頭においときなさいと。

 その2日間では他にも喫煙所や夜のひと時(笑)などでもたくさんの世間話をさせていただいた。小説の話、映画の話、煙草の話、パイプの話。特にパイプの話になると熱く語られて話が終わらん(笑)。とにかく色んな事を教えていただいてとにかく勉強しなさいと言われたが、これが難しい。聖典を読めと言われるが、読んでもさっぱりわからんし。
まあそんな事があり、日野先生に講師で来ていただく事を強く熱望していた。最初は2009年に行われた「推進員養成講座」の時。講師に「誰がええ?」と聞かれたので日野先生を挙げたがかなわなかった。その次に報恩講でお願いしていただいたが、季節的に無理と言われた。そして昨年、相生西教寺の報恩講でようやくお越しいただいて、今回の講師として西勝寺にお越しいただく事が叶った。

 今回は「私の出遭った親鸞」と御遠忌用にテーマが決まっていた。そのために日野先生が配られたプリントがやはり藤元正樹先生の言葉だった。

私の親鸞
藤元正樹(真宗大谷派円徳寺前住職)
 私にとって、親鸞聖人は、私自身の人生の歩みといつもいっしょにある。というても具体的には一冊の「教行信証文類」他ならない。だから私は親鸞の絵像や木像を見るのは嫌いである。「教行信証」の理解の度合いが私がどれだけ成長したかを量ってくれる。私の人生経験の中で、私が躓くたびに「教行信証」の親鸞はいっしょになって考えてくださったようである。
 ふり顧ってみれば、私の人生にもいろいろな出来事があった。一つ一つがその時その時には超え難い想いの中で過ぎてきた。そのたびに親鸞に問うた。だが何も応えてくれなかった。だが応えてくらなかったのは私の問い方が誤っていたからである。そのことが漸く見えてきたようだ。応えてくれなかったのではなく、応える必要がなかったからである。
 私も六〇歳になった。まだ親鸞さまに会えない。だけど、親鸞さまはその時を待っていてくださる。その予感が次第に深くひびく。



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moja
昭和47年生まれ。生まれた時からカープファン。 姫路生まれ姫路育ち。現在は相生市矢野町榊。 パソコン販売・修理・組立、出張サポート、ホームページ制作・WEBデザインなど。 奥さん1人と4男の父 真宗門徒
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