電光石火で時間だけが流れる。未曾有の大災害の後、一気に夏になりあれよあれよと夏休みに突入。
金曜日に終業式があり、その土日。夏休み最初のイベント、「校庭キャンプ」が行われた。昨年まで無かった行事で今年初めての試みだとういう。学校行事では無くPTAが主催する。
僕が子どもの時には、小学4年生で校庭キャンプ、5年で林間学校、6年修学旅行と、泊まりの行事が年に1回学校行事として行われていた。今は自然学校とかに代わってしまって、校庭キャンプや林間学校ってのは聞かなくなった。
ただ、僕も林間学校は写真があるので行った記録が残っているが、校庭キャンプに関しては一切の写真が残っていないので、本当にやったのか例えば雨天中止になったのか、一切記憶は無い。ただ、4年5年6年とその行事があった事だけは覚えている。
そして今年、まさか大人になって校庭キャンプをやるとは思ってもみなかった。PTA行事なので、任意参加であり、子どもが泊まるなら原則保護者同伴というルールの基、校庭キャンプが開催された。
ちょうど昨年、キャンプに行く予定を立てて、テントだけは買っていた。残念ながらキャンプは実現せず、テントもまだ使っていなかった。ちょうど良い機会なので、家族で参加させていただいた。
夕飯は、350mlのアルミ缶を使って、ご飯を炊いた。ひと缶で0.8合の米が炊ける。その米で、カレーを頂いた。これは僕も初めての経験で中々楽しめた。
うちの小学校の校庭は全面天然芝なので火は使えない。なので、キャンプファイヤーは無い。その代わり、天体観測を行った。西はりま天文台から講師の方が来られて、一般では手に入らないような望遠鏡で月や星を見せていただいた。お話が面白くて引き込まれる。僕が子どもの頃から知りたかった事を次々にお話しして下さる。終始関心しながら話を聞いた。
昔から星座早見表を使って、時々空を眺めたが、ある意味、星がありすぎてどれがどれだからさっぱりわからん。僕がかろうじてわかるのは、北極星と北斗七星、カシオペア座とオリオン座ぐらいのもんだ。後は金星だろうか?それも宵の明星はわかるが、時間がたち星がいっぱいになると、もうどこにいったか分からなくなる。
それもプロが話すと手に取るようにわかる。まず望遠鏡で月を見た。次に金星、そして木星、土星と。驚いたのは、あれだけでかい望遠鏡で見ても、2~3センチほどにしか見えない。木星の輪っかが見えるかと思ったら、縞模様だけだったり、土星は輪っかが見えたが、それも光っていてイメージしたものと全然違うのである意味驚き、そして楽しかった。初めて夏の大三角形というのも判別できた。
天体観測が終わり、肝だめし。僕も鬼の役でお手伝いをさせていただいた。校舎の教室の中に隠れて、子どもたちを笑わせる事ができたかな?
全てが終わって、テントで就寝。ようやく昨年買ったテントが役にたった。朝起きて、ラジオ体操。非常に良い体験をさせていただいた。
そんな週末を過ごして、実質今日からが本当の夏休み。学校のプールは今日、猛暑だということで、熱中症を懸念して今年は中止となった。始業式は9月3日。残り41日、どうやって過ごそうか?先は長い。
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