今日、午前中におばあちゃんが息を引き取った。僕は仕事中で、おとんもおかんも病院に間に合わんかったらしい。
夕方、子どもたちを連れて、会館に行ってきた。家族葬で済ますのでお客さんはいない。
色々な事情があり、明日葬式を行うがおそらくおとんとおかんと、兄貴は家族が来るかどうかしらんが、そして僕だけの葬式になると思う。
思えばじいちゃんが亡くなったのが、僕が中3の6月、14歳の時だった。結局その後ばあちゃんは33年間も一人で生きた事になる。
ばあちゃんが、おかんの実家の鳥取の家を引き払ったのはいつ頃だったろうか?まだ、僕が独身の頃である。その後うちのおとんとおかんが世話をするという事で、うちの近所のマンションに一人暮らしを始めた。
その頃はまだ元気で足腰もしっかりして、郵便局にも歩いて行ってたりもしたようだった。最初の頃は僕も大好きなおばあちゃんが、近くなったという事で時々マンションに顔を見に行っていたのだが。
だんだんと弱りデイサービスなどに通うようになって、いつしか自然と足が遠のいていった。
子どもの頃は姫路と鳥取で離れていて、年に数回しか会えなかった。時々僕の家に来たら必ず僕の部屋の片づけをしてくれるのが、僕はすごく嬉しかった。
晩年、特にここ2~3年はほぼ病院だったのかな?10年前に結婚式に出て欲しいと願ったが、それも叶わなかった。
最後に会ったのはいつだったろう?最後にお話しをしたのはいつだろうか?最後に笑顔を見たのは。。何も覚えて無いや。こんなバカな孫でごめんなさい。
今日、うちの子どもたちには、最後のお別れをしてもらった。長男は記憶にあるようだが、次男は皆無。三男はおとんが一度だけ連れて行った事を覚えていた。
ただ一番ショックを受けたのは次男のようだった。人が死ぬという事を身をもって子どもたちに教えてくれてありがとう。
明日、最後のお別れに行きます。ありがとう、おばあちゃん。そしてごめんなさい。
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