映画『舟を編む』
映画『舟を編む』
この映画を勧めてきたのはツタヤオンラインだったろうか。なかなか良い選択だった。
物語は1995年から始まる。まさか震災関連かと思ったがそうではなかった。この作品が2013年の作品でたまたまそんな時代背景だっただけのことか。
それにしても、辞書を作る仕事をこれほど面白く描けるとは原作が素晴らしいのか脚本が良いのか、はたまた監督の腕か。たぶんどれかひとつが欠けてもだめだったんだろう。それほどまでに良い作品だった。
主人公は松田龍平(りゅうへい)。かの松田優作の息子だというのだが、そもそもその松田優作を知らんのだな、僕は。そして松田龍平を見るのも初めてなのだがこの作品においていい味を出してるなという印象だった。
この人が馬締光也(まじめ みつや)というキャラクターを演じた時に恋をして仕事が手につかないさまがとても良かった。
主演に並んで、いやそれ以上に良い味を出していたのがオダギリジョー。この人も名前は聞いたことがある。この人が年下でさらに津山の出身だと知って驚いた。津山って小さな街から本当にたくさんの著名人が出ている印象だ。
そしてエンドロールに流れた「麻生久美子」の文字。いったいいつどこのに登場したんだ?と思い調べてみるとなんと「大渡海」のポスターだとか。
この作品は映画の他にもアニメとドラマがあるみたいなので機会があればそちらも見てみたい。特にドラマ版はまた違う役者が演じてるのが面白そうだ。
とても良い作品でした。
『舟を編む』
公開日:2013年4月13日
監督:石井裕也
原作者:三浦しをん
原作:三浦しをん『舟を編む』(光文社刊)
映画脚本:渡辺謙作
撮影:藤澤順一
原題:『舟を編む』
英題:The Great Passage
配給:松竹/アスミック・エース
劇場公開日:2013年4月13日 ※2024年3月1日より期間限定リバイバル上映も実施
ジャンル:ヒューマンドラマ/お仕事ドラマ/恋愛
製作年:2013年
製作国:日本
上映時間:133分
字幕・翻訳:該当なし(日本語作品)
音楽:渡邊崇
主題歌:特定の主題歌なし
映倫:G
キャスト
馬締光也(まじめ みつや)/松田龍平
主人公。玄武書房営業部に勤めていたが、人並み外れた言葉への感覚を見込まれ辞書編集部へ異動。「大渡海」の編纂に人生を捧げていく。極端に口下手で人付き合いは不得手だが、言葉にはどこまでも誠実。
林香具矢(はやし かぐや)/宮﨑あおい
馬締が住む下宿「早雲荘」の大家・タケの孫。板前修業中。馬締が一目惚れする女性で、やがて彼の人生を支える存在となる。
西岡正志/オダギリジョー
玄武書房辞書編集部員。馬締とは正反対の社交的で要領のいい性格。当初は辞書作りへの情熱が薄かったものの、次第に「大渡海」という仕事に深く関わっていく。
岸辺みどり/黒木華
物語後半から辞書編集部に加わる若手編集者。女性誌編集部から異動してきたため、最初は辞書の世界に戸惑うが、馬締たちの仕事を受け継いでいく重要人物。
タケ/渡辺美佐子
早雲荘の大家。香具矢の祖母。無口で不器用な馬締を温かく見守る。
三好麗美/池脇千鶴
西岡正志の恋人。西岡の軽妙な人物像を引き立てる一方、彼の素顔をよく理解している女性。
村越局長/鶴見辰吾
玄武書房の局長。会社という組織の立場から辞書編集部と関わる人物。
佐々木薫/伊佐山ひろ子
辞書編集部を支えるベテランスタッフ。
荒木公平/小林薫
辞書編集部のベテラン編集者。馬締の言葉に対する才能を見抜き、自分の後継者として辞書編集部へ招く。「大渡海」編纂の出発点となる人物。
松本朋佑/加藤剛
日本語研究に人生を捧げてきた老学者。「大渡海」の編纂を監修する中心人物。言葉を集め続けることの意味を体現する、本作の精神的支柱。
松本千恵/八千草薫
松本朋佑の妻。長年にわたって夫の辞書作りを支えてきた。
宮本慎一郎/宇野祥平
「あけぼの製紙」の社員。辞書に適した紙を作るため編集部と協力する。辞書が言葉だけではなく「紙」という物質によって成立していることを示す人物。
江川/森岡龍
辞書編集部のアルバイト。
戸川/又吉直樹(ピース)
「大渡海」の装丁を担当するデザイナー。辞書を「言葉の海を渡る舟」として視覚化する役割を担う。
小林/斎藤嘉樹
編集者/波岡一喜
ポスターの女優/麻生久美子
そのほかクレジットされている出演者として、
鈴木晋介
外波山文明
並樹史朗
大鷹明良
東加奈子
中別府葵
藤間あゆ美
山谷花純
萩原みのり
が確認できます。主要人物から端役までの映画版キャストは以上のように記録されています。
