2014年のオフに海を渡ってやってきて、みんなの夢を大きく掴んだクリス・ジョンソン。
その実力は5年で57勝30敗。2016年の沢村賞をはじめ、色々な記録を打ち立ててきた実力者である。過去の外人投手と比べてもおそらくミンチークラスだと僕は思う。
そのジョンソンが今季ここまで7試合0勝4敗と苦しんでいる。
ただしその原因はハッキリしている。
過去5年間ジョンソンの投げるほとんどの試合でバッテリーを組んだのが、南の夜空に赤く輝くいちばん星。広島に優勝(ゆめ)を運ぶ 石原慶幸だった。
が、もはや石原も正捕手の座を會澤に譲った形でここ2年ほどはほとんどジョンソン専属捕手になっていた。
そして今シーズン、佐々岡監督はジョンソン・石原バッテリーの解体に取り組んだ。これは佐々岡さんが投手コーチ就任以来の課題でもあったので一定の理解はする。
だがしかし監督の立場で強行したまでは良かったが、昨日の試合前までに7戦0勝3敗と散々な結果に終わっている。この時点で何か打つ手は無かったのか?
そしてわざわざ2軍から石原を上げてきて、多くのファンがついにジョンソン石原バッテリーの復活かと思ったはずだが、やはり昨日の試合も6番捕手會澤であった。
そもそもだ、今季始まって3試合も勝ちが付かなかった時点で、磯村なり坂倉の選択肢は無かったのか??それさえも試さずに、いたずらに石原を上に上げてきてだ、結局捕手會澤ってこれどうよ??
その原因を探ってみるに、おそらく打線にあるのだろう。
1(中)西川 龍馬
2(左)ピレラ
3(三)堂林 翔太
4(右)鈴木 誠也
5(一)松山 竜平
6(捕)會澤 翼
7(二)菊池 涼介
8(遊)田中 広輔
9(投)K.ジョンソン
この並びで菊池・田中が打線にならなければ、石原の入る余地は無い。
もちろん、石原が入る以上、磯村・坂倉も使えない。
で、あれば大盛・羽月・上本はどうだろうか?
仮に昨日の打順のまま
1(中)西川 龍馬
2(左)大盛(ピレラ)
3(三)堂林 翔太
4(右)鈴木 誠也
5(一)松山 竜平
6(遊)上本 崇司
7(二)羽月 隆太郎
8(捕)石原
9(投)K.ジョンソン
これならどうだ??どうしても石原を使いたくないのであれば、やはり坂倉、磯村を使う事だろう。
そんな事を書いてるうちにジョンソンが抹消された。さて、石原はどうするんだ??
先発の数が全く計算できなくなった今季、もはや優勝は無いだろう。ただ、このままジョンソンを見殺しにするのはあまりにも愚かな策である。
今シーズン中に石原・會澤以外の捕手でジョンソンが復活してくれる事を願う。
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