本と。

『世界をアップデートする方法 哲学・思想の学び方』篠原 信(著)

『世界をアップデートする方法 哲学・思想の学び方』篠原 信(著)を読んだ。

思えば僕は10代の頃、20代の頃、30代、40代とことあるごとに何度も哲学の本を読もうとして手に取った。ソクラテス、プラトン、ルソー、マルクス、ニーチェ。名前だけは知っている。だがいったいそこに何が書かれているのか、何度読んでも読み切れなかった。これがわかれば、もう少し賢くなれるはずだ。ひょっとすれば女の子にもてるかもしれない。だが何度読んでもちんぷんかんぷん。ほとんど最後まで読めた事は無かった。

これらの本は往々にして文字が小さく、難しい言葉が並ぶ。理解するためのとっかかりすら掴むことなく、結局最後は現代に書かれた心理学だったり自己啓発の本で満足してしまう。

だがこの本は違った。まず西洋哲学を時代を追って説明してくれている。古代哲学、中世、ルネサンス、近代、現代、さらに東洋思想についての説明があり、その上で世の中が変化するには何が必要なのか?を考えるきっかけを作ってくれる。

しかも個々の説明が深すぎないのに非常にわかりやすい。例えばソクラテスなら「無知の知」についての詳しい説明がある。逆にプラトンでは「イデア論」について語らずプラトンの考え方をかみくだいている。

僕は中学まではそれなりに社会も点数が取れたと記憶しているが、高校の世界史で一気にわからなくなった。ひとつはカタカナに弱い部分もあったが、十字軍の動きについていけなくなり、さらにルネサンスで完全に理解できなくなったと記憶している。
この本ではそこの解説も詳しく書かれていいる。あの当時この本を読めば、あと5点か10点は上積みできたんじゃないだろうか。そう思えてならない。

哲学・思想のみならず幅広く勉強になるこの本を、四月から中二になる息子にも読ませてみよう。

とてもわかりやすく、かつ面白い本なので本当にオススメの1冊。

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moja
昭和47年生まれ。生まれた時からカープファン。 姫路生まれ姫路育ち。現在は相生市矢野町榊。 パソコン販売・修理・組立、出張サポート、ホームページ制作・WEBデザインなど。 奥さん1人と4男の父 真宗門徒
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