新学期になり、長男が6年生、次男4年生、三男3年生になった。
特に何が代わるわけでもないが、火曜日は長男、次男が16時下校だが、三男だけが15時下校でひとりで帰る。
そして昨日、4月26日火曜日。三男はひとりで帰る日。強めの雨が降っていた。そこを三男の同級生を迎えに来られた、お母さんが車で通りかかり、一緒に乗せて帰ってくれたらしいと後から聞いた。
三男が家に帰った時間にはまだ母ちゃんも帰って無い時間で、ちゃんとお礼言ったか?と聞くと。「うん。ちゃんとお金払った!」と。
は???
確かにうちの子たちは、時々小遣いを上げてるので、各自、自分の財布にいくらかのお金は持っている。だがしかし、小学3年生が送ってもらったお礼にお金を払う発想が無かった。
いったいいくら払ったんだ?と聞くと「10円」。自分は20円だしたが、10円でいいよと10円を受け取ってくださったらしい。
これ、よくそのお母さんも受け取ってくださったなと感心した。果たして僕なら受け取っただろうか?小学生がお礼にと出したお金を。お店でもなんでも無い。ただ、車で送ってもらっただけのお礼なのだ。
これを受け取れる大人がどれくらいいるだろう?普通に「いらないよ」と言ったり、小学生がそんなことでお金つかっちゃいけないよと、下手したら説教とも思われるようなことを言ってしまわないだろうか?
それをそのお母さんは20円出したものを、わざわざ10円だけ受け取ってくださったという。どこまで考えがあっての事かはわからない。あまり面識もなく、どんな人かもよく知らないから余計にだ。
だが、三男が出したお金をちゃんと気持ちとして受け取ってくださったことに感謝したい。そして色々考えさせられるきっかけにもなった。本当にありがとうございました。
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