「スタンドバイミー」松本勇気 第77回ちばてつや賞一般部門大賞受賞作

第77回ちばてつや賞一般部門大賞受賞作がモーニングに掲載された。

「スタンドバイミー」松本勇気

死んでしまった猫のミー。死んだ後も街を元気に走り回っている。死ぬとお腹は空かないけれど、今でもどうしても食べたいものがある。それはーーーじーちゃんがいつもくれたツナ。その願いを叶えるために、ミーは旅に出る。

不覚にも泣いてしまった。これぞちばてつや賞大賞作品というような作品だった。
猫の名前のミーとタイトルの「スタンドバイミー」のミーは一緒なんだろうか?そこが気になる(笑)

モーニングの新人賞】 第77回ちばてつや賞一般部門、最終選考の結果発表です。

ちばさん選評

ストーリーも演出、キャラクターもすべてバランスよくうまい。最後、猫だと気づく前の、ちえがじーっとうずくまる、あの「間」がよかった。「この子はちえじゃない」っていうおじいさんのセリフも、ドキッとさせられました。お母さんからしたら、「えっ!?」ってなるよね。30ページという、短すぎず、かといって冗長でもない長さもいいですね。「間」がしっかり使われている。「間」は僕が一番大切にしていること。なくてもいいコマなんだけど、でもそれがあることで、グッと心に響いてくる。絵も優しくて、ゆったりと楽しめるよい作品でした。

いつもながらのちばさんの選評。これが全てなんよね(笑)これを読むと他に書ける事がないw

「スタンドバイミー」
読み切り 第77回ちばてつや賞一般部門大賞 受賞作
作者 松本勇気
掲載 週刊モーニング 2020年7月 32号

ああああ

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