小学4年生5年生の次男と三男。そして中1の長男の懇談会。中学校は初めての3者懇談だった。
少し前に 「はずれ先生」にあたったとき読む本 という本を手に取った。
内容はたいしたこと無くて最後まで読んでないのだが、わりと最初のほうに学校に行くと小学校6年、中学校3年、高校3年で延べ12人の先生に出会うと書かれていた。それを読んではっとした。確かにその通りだ。うちの場合だと12人×4人なので少なくとも述べ48人の先生とかかわることになる。確かにそれだけの人数に出会えば外れたと思う事もあるだろう。
そう考えると、いまのところ大きくはずれた(「はずれ」という言葉が適当かどうかは置いといて)ことは無いと思う。まあゼロでは無いのだが、そこは少人数の学校で救われたところもある。
では今はどうか。
まず次男5年生。
今年からうちの小学校に来た男性の先生で多分30代くらいだろうか、良い先生だと思う。ちょっと元気すぎるかもしれないが、小学校の先生ならちょうど良いのだろう。
そして次男のことは、彼が低学年の頃から一貫しているが、なんの心配もしていないと伝えている。勉強や宿題はかってにやるし、家での生活も家事を手伝ってくれるし兄弟で楽しくやっている。
標準学力調査のテストでも平均以上、目標値以上という事で言うこと無しと。成績や学校生活等の話しもほとんどなく終了。
三男4年生。
こちらは若い(20代)女性の先生で三男的には4年間ずっと女性の先生なので男性の先生が良いと言っているが、こればっかりはどうしようも無い。ただ一所懸命にして下さってるのは十分に伝わってくる。僕的にはすごく良い先生だと思っている。
問題は三男だ。今のところ兄弟で一番のめんどくさいやつというのが適当だろうか。すねたり怒ったり。ただ兄たちに泣かされたり、弟の面倒も見なければならない立場にあってよく頑張っている。
そして驚いたことに学校の成績が良いという。標準学力調査でも学年7人中トップだと。理解力が高いらしい。唯一の弱点は漢字の読み書きである。これは宿題しない、家庭で一切勉強しないので繰り返しの勉強をしないままだと致命的だと。逆に漢字を抑えればぐんと成績が良くなるだろうから、どうにかして頑張らせてあげたいという話しをいただいた。
さらに生活面で忘れ物が多い、宿題をしないという教師という職業において一番めんどくさいんじゃないかと思う行動についても一定の理解をいただいている。これに関しては完全に親の責任である。それも含めて理解をしてくれるのは、こちらとしては非常にありがたい。逆に親として恐縮する。申し訳ないという事は伝えたつもりだ。
他にも生活面で色々問題があり、それをどう解決すればよいのか、今のところ答えが見つからない。まあ夏休みの間に少しでも改善できればと思う。
最後は長男、中学1年生。
小学校とは違い、3者懇談である。初めての3者懇談。
先生は年齢不詳?だが、僕よりは若いであろう女性教諭。比較的ベテランの域に近いかもしれない。
長男のことは成績もよく、特に問題が無いということで話しは終わった。逆に今の成績をこれからも維持できるか?先生はがんばれと。なるほど確かにその通りだ。中1だからまだ比較的簡単なこともあるだろう。これを今から複雑になっていく授業についていけるかどうか?確かにそこが大きなポイントだ。
後は夏休みの過ごし方や部活のことなど。わりとあっさりとすんだかな。そしてだいたいの事は子どもにも伝わった。これが3者面談のメリットか。
これまで長男7年、次男5年、三男4年ですでに述べ16人の先生と出会った。だがその時その時で先生に対してこの人はあかんと思ったことは1度も無い。皆一所懸命やって下さると感じた。ただ、今振り返ってみると長男の1年生の時の先生がいわゆる「はずれ先生」に該当するかもしれない。だがあの時も小学校入学して何もかも初めての事で、比較対象も無かったので何も気づかずに時間だけが過ぎたように思う。
その先生は僕よりおそらく10以上年上の女性教諭で完全な昭和時代の先生だった。その先生は今、どこかの校長先生だと聞いた。それはちょっといやかも知れない。今後あのような先生は減りゆくだろう。今のところ他に出会った先生は一所懸命の良い先生ばかりだった。ただそれはうちの子どもたちの成績や生活態度も含めてのことなんだろうと思う。他の親御さんの話しを聞いたことが無いのでわからないが、もしかすると同じ先生でもはずれと感じた父兄もあるかも知れない。
うちに関しても全く問題が無かったわけでは無い。ただその都度先生と話しをさせていただいて、現場レベルの先生では拉致があかんと思う事はいっぱいあった。そいう時は校長先生とも話しをした。だが、結局は校長先生も教育委員会の方針に従わざるを得ない。
そんな時は教育委員会にも話しをするのだが、これがまたうちの行政の教育委員会というのが、それこそ「はずれ先生」の集まりだと感じた。全く問題を解決してくれようとはしないのだ。結局現場の先生がいちばん親身になって下さる。
そう考えると教師とは大変な職業である。今まで出会った先生に感謝します。ありがとうございました。
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