2024年7月3日から始まったテレビドラマ『新宿野戦病院』を見た。テレビが無くてもリアルタイムでドラマが見れる。すごい時代になった。これからいったい誰がテレビを買うんだ?不思議だ。
僕が初めて『木更津キャッツアイ』を見たのは去年の終わりころかな。妻がDVD全巻を持っていて結婚当初からずっと見ろと言われていたのだ。もともと僕はほとんど映像を見なかったので今まで見ずに来たが、昨年から「趣味・映画」を初めてついでにそれを見た。なるほど面白い。
それまで宮藤官九郎という人の名前しか知らなかった。天才だ。おもしろいやつだ。と何かで読んだのだろうか。ただ映像系は本当に見なかったので今まで知ることは無かった。さらに出演者も阿部サダヲは見たことあったかな。岡田准一は大河官兵衛で見ていた。薬師丸ひろ子は知っている。他に哀川翔と嶋大輔しかまともにわからない。ぶっさんの父役の人の顔は知ってる。何度もみたことある。他に名前は聞いたことあってもまともに顔の知らない人ばっかりだった。
その後、『池袋ウェストゲートパーク』と今年の初めの『不適切にもほどがある』を見て、一気にクドカンと阿部サダヲのファンになりその他の作品も網羅した。すごいと思った。なるほど天才だ。
そして今『新宿野戦病院』を見て改めて宮藤官九郎の天才っぷりを見た。第一話の放送が7月3日水曜日だった。
舞台は新宿歌舞伎町。僕も一度だけ行ったことあるがもうまるっきり覚えていない。ほんの12~3年前だ。ただ、今テレビに映ってるような雰囲気は全く無かったと思う。そもそもホストがそこまでいたのかな?もともと興味ないものは目に入らないたちだからわからないな。
ただちょうどこのタイミングで放送されたのは偶然だろうか?7月7日は東京都知事選挙だ。その選挙で争点となっている外国人移民問題がここに凝縮されているように思えた。とにかく治安が悪い。いつから日本はこんな事になっていたんだろうか。田舎に生きていればブラウン管(いまだにこの表現)の中にしか見ることは無い。
そしてキャストもすごい。『季節の無い町』とだいぶ被っている。と、長男が気が付いた。なるほど言われてみればそうだ。俳優の名前はほぼ全員わからないが、警官役の人は『池袋ウェストゲートパーク』の阿部サダヲのポジションのように思えた。これから爆発的に売れそうな雰囲気はある。ひょっとしてもうすごい俳優さんなのか?看護師長もいい味を出している。
あった。これだ。
新宿野戦病院相関図
主演は二人なのか。小池栄子さん&仲野太賀さんがダブル主演。看護師長は塚地武雄というらしい。ドランクドラゴンってなんだろうか。警察官は濱田岳さん。妻が言うには平岩紙さんは『木更津キャッツアイ』のウッチーの彼女だと言っていたが本当だろうか。そして柄本明さん。
柄本さんは『ゴジラ』や『桜田門外の変』、『空飛ぶタイヤ』『シャイロックの子供たち』など最近僕が見た映画の多くに次から次へと出ておられたのでやっと名前を覚えた。こういう名わき役みたいな人は大好きだ。
そして何より一番驚いたのが小池栄子だろう。番組の最後のエンドロールで小池栄子だとわかったのだが演技も上手いな。
なんか冒頭のゴミにラクビーボール持ってダイブしたシーンで胸が強調されてるなと思ったんだ。そのあとの場面でもやたら胸デカいなって感じていたのよ。
僕はどうもグラビアアイドルってのが好きになれなくてあまり見ないのだが、やっぱり中身がある人は輝くんだなと改めて思った。英語もすごいし、何より岡山弁がすごいうまい。あそこまでしゃべるには相当訓練したことだろう。
これでまた毎週の楽しみができた。
宮藤官九郎、歌舞伎町医療ドラマは「中途半端にしない」創作におけるテーマとの向き合い方
「新宿野戦病院」小池栄子が英語&岡山弁で怒涛のセリフ回し クセ強キャラ集合に反響
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