ゆうべ、Clubhouseにおいてとある「お好み焼きを語る」部屋でお話をさせていただいた。
非常に面白くて盛り上がったのだが、そこでいくつか気になった事があった。
まずひとつ目が、お好み焼きをひっくり返す道具
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これである。
これの呼び名は広島では「へら」で間違いない。
ところが、他の方が関西では「てこ」と言うと。いや、違う。正しくは「こて」です。少なくとも僕の知る限りスタンダードは「こて」である。
それが証拠に、この商品ページにも「お好み焼きコテ」の記載があるが、どこにも「てこ」とは書かれていない。
僕が知る限りこれを「てこ」と呼ぶ事は無いはずである。
そして次にたこ焼きの具材の話になった。
これはもちろん家庭で焼くたこ焼きの話であり、お店で買うたこ焼きには「たこ」以外の選択肢は無い。
基本的に家庭でたこ焼きを焼く場合は具材は必ずしも「たこ」とは限らない。それをたこ焼きと呼んでいいのかどうかは置いといて、たこ焼き器で焼く丸い粉焼きを「たこ焼き」と呼んでいる。
うちでは、たこ焼きを焼くためにわざわざたこを買う事も無い。はなからたこ以外の何かで作るのだが、絶対に用意される物は、ちくわ、こんにゃくの二つだ。
後はチーズ、イカ、すじ肉、すじこん、ウィンナー、コーン、ツナなどが主な材料か。まあ、イカもめったに無いがあくまでもタコの代用品として考える。
チーズはちくわと一緒でも美味しいし、単品でもいける。
他に考えると、えび、アスパラガス、たくあん、ネギなどだろうか。要するにお好み焼きに合う具であれば何でもあうのだろう。
ただしコスパと手軽さを考えるとこんにゃくとちくわが鉄板である。
そして話が盛り上がってるところに広島にあるお好み焼きの名店「お好み焼き みっちゃん総本店」の代表の方が入ってこられた。
そこで「みっちゃん」の経営理念的なお話を聞く事ができた。
ちょっと僕は「みっちゃん」に対して勘違いをしていたらしい。僕自身みっちゃんに行った事があるか無いか記憶に無い。
一度だけあるかもしれない。あるとすればカルピオの横のところだ。それすら記憶が定かではない。
基本的に僕は並んで入る店に入る事が無い。みっちゃんで食べようとすれば必ずその行列に並ぶ必要がある。それがみっちゃんに行った事が無い大きな理由だろう。カルピオ横のみっちゃんでもたいてい開店前から行列ができている。
そんな行列のできるみっちゃんは、僕の中で観光客が入る店だと考えていた。もっとも僕も観光客に過ぎないのだが。
昨日の代表のお話を聞かせていただいて、全くそうでは無い事に気が付いた。ちゃんとした理念を持って、味や焼き方を追求して正しいサービスをもって商売をしていらっしゃるから、常に行列が絶えないのだ。
その行列には、観光客はもちろん、広島の人もたくさん並ばれている。そして広島に多くのみっちゃんファンが存在する事がその事を証明している。
今度広島に行く時は必ず並んででもみっちゃんに行ってみよう。そんな風に感じた昨日の代表のお話だった。
他にもお好み焼き(関西・広島共に)の焼き方の違いの話などとても面白い話が聞けてとても有意義な時間だった。
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