mojaの生き方

育児とメディア

 3年前に書いた記事。「小児科の残念なポスターww」2014年1月1日に生まれた三男を1ヶ月検診に連れて行った時のことだ。

「子どもにとってとにかくすべてのメディアは不要」この考え方は当然今でも変わっていない。
僕がそう思うようになったのは、ずっと昔20代の頃だった。祭りの練習で小中学生を教えていた時のこと。祭りが終わって打ち上げに連れて行くのだが当時はボーリングに行って、その後メシを食って帰るというのが主だった。その時にある時期を境に、全員が携帯ゲームを持ってくるようになった。ゲームボーイが発売された時の頃だ。そしてボーリングそっちのけで、ゲームに熱中する子どもたち。

 その次の年思い切って僕は、ゲーム持参を禁止して、打ち上げの行く先を近くの「姫路セントラルパーク」の遊園地に変更した。ここなら、ジェットコースターに乗ったり観覧車にのったりと、色々遊ぶだろうと考えたからだった。が、僕の思惑は外れた。多くの子がゲームセンターに行ってしまった。

 まあその後、ゲームセンターも禁止にしたり四苦八苦しながら、今は普通に遊んでいるようだが。それを見た時にすごく考えさせられたのが最初だった。

 その後、子どもができる前に色々勉強しながら、基本的にテレビ・ビデオは無しという考え方が固まった。元々僕がそれほどテレビを見ていなかったので、特に苦痛でもない。が、その時はまだ3歳か4歳か、とにかく子どもがストーリーを理解できるようになるまでと思っていた。そして、それが解禁された時は、一緒にジブリを見ようと。ディズニーも見せてあげようとそんな風な事に思いを馳せながら、せっせとDVDのコピーをしていた。

 ところが、その後僕のその考えは覆されることになる。それがシュタイナー教育との出会いであった。
シュタイナー教育では、特に幼児期は子どもに刺激を与える事をよしとしないため、可能な限り、全てのメディアに触れないようにすることが大事だと教わった。じゃあいつまでそれを続ければ良いかというと、10歳でも18歳でも大事だと。18歳を過ぎて、自分の意思で見る事を止めないが、親が子どもに見せることは無いと。

 それを学んだ時に僕はそれまでせっせと焼いたDVDを友達にあげてしまった。そして今では引越しもして完全にメディアから遮断できるようになった。実家時代は、別棟とはいえじじばばがいたので、そこで必ずテレビがついていた。新聞もあった。それが嫌で嫌でたまらなかったが、じじばばはには断固としてテレビを見せない事を拒否された。何度説明しても理解してもらえない。その頃を思うと今は天国のような生活だ。

 そして、今はまだ長男がやっと6歳になったところだが、6年間それをやり続けてきたおかげかどうか、とにかく親が一緒に遊べない時は1人で本を読んでいるか、兄弟で暴れまわって遊んでいる。テレビが無い事が当たり前の事であると思っている。そして保育園で、ぴかちゅうや、妖怪ぼっちなどを覚えて帰ってきては教えてくれる。きっとお友達はテレビを見て覚えてるんだろうが、うちの子は家にテレビが無い事を不思議にも思ってないようだ。今のところテレビが無い事へのデメリットは感じない。

 

ABOUT ME
moja
昭和47年生まれ。生まれた時からカープファン。 姫路生まれ姫路育ち。現在は相生市矢野町榊。 パソコン販売・修理・組立、出張サポート、ホームページ制作・WEBデザインなど。 奥さん1人と4男の父 真宗門徒
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