昨日FA宣言をした丸佳浩#9
ここにきて巨人が5年もしくは6年で総額25億円を超える破格の条件を提示してきた。ケガをしようが故障しようが6年間その給料を払う保証をするのはさすがにでかいんじゃ無いか?俺が丸の嫁なら、間違いなくそれを選ぶぞ。
ただし、丸の家族は丸の意志を尊重していると言うので、やはりそこは金額だけの問題では無いだろう。
そしてロッテが4年20億、これもカープの17億を大きく上回る。もっとも先にカープの条件が出てるんだから、その上を行くのは当然と言えば当然か。
どうなるんだろう?これ。仮にもっかいカープと交渉して金額や年数を見直す事はあるんだろうか??ただしそれをやるとマネーゲームとなり、おそらく松田オーナーの嫌うところだろう。
しかし、そもそもカープの条件を聞いてからFA宣言したって事はカープの条件に納得して無いって事じゃないのか??であれば、やはりオーナーは条件を見直すべきじゃないのか?それこそが宣言残留を認めるって事にならんか?違うか?俺が間違ってるか??
やはり我々はこのまま指をくわえて見とく事しかできないのか?
しかしだ、悲観ばかりでも無い。
かすかな光明もある。それは昨年リーグ優勝した時の丸の手記だ。
最大の目標は黄金期を築くことだ
そして2016年の手記には
「これからも広島でずっとやりたい。」
と書かれている。今の我々できる事はこの言葉を信じる事だ!!
【広島・丸手記】去年も今年も、やはり優勝はどちらもうれしい。監督が偶然、近くにおられて、抱き合うこともできた。2年続けて成績を残すことができ、自分の中で方向性が見えたように思う。主軸を打たせてもらったのでホッとしている部分もある。
昨秋キャンプから石井打撃コーチに言われてきた。「選手一人一人の現状の能力が、さらに上がらないと連覇は難しい」と。簡単なことではないと感じていた一方、自分の中では多少の余裕があったことも事実だ。15年の打撃フォームを変えて手探りの部分もあった昨季に比べて今季は迷いが少なかった。
何より周りから余裕を持たせてもらったことが大きい。成功の3割ではなく、失敗の7割を生かし、どう点を取るか。石井コーチの教えだ。この意味を理解した上で試合に入れば、いい意味で余裕が生まれる。極端に言えば無死二、三塁で内野手が後ろで守っているなら、二ゴロ2つで2点を取れる。最悪、安打でなくても構わないという気持ちを持てる。
遠征先でほとんど外出はしない。マツダスタジアムで試合がある日は朝起きて、家を出て、練習前に治療やウエートトレ…。同じサイクルで一日を過ごしている。人から見たら、面白みのない生活かもしれない。それが全然苦にならないし、変わる方が嫌だ。元々調子も気持ちも波のあるタイプ。波を小さくするための方法論として行き着いた。
緒方監督がコーチだった時に言われた言葉が忘れられない。「おまえは不器用なんだから覚えるのには時間がかかる。でも一度、覚えたら忘れん」。厳しく教わったことが土台になった。バント練習でも何でも徹底的にやらせてくれた。背番号「9」を受け継いで4年目(※)。あの域にはまだまだ遠い。スピード、パワー、テクニック…。まだまだ果てしない。あの背番号「9」は凄い。
連覇はしても大きな目標にはまだ達していない。一番近いところは当然「日本一」でも、最大の目標は黄金期を築くことだ。野手では一番上に新井さんがいる。松ちゃん(松山)もアピールしている。ベンチではベテラン、若手問わず、常に声が出ている。カープの良さは、いい意味でみんな仲がいいということ。僕らの世代が中心となり、今のまま変わらないスタイルでいきたい。若い選手がどんどん出てきて、試合にも勝つ。理想だ。その中心に自分がいられたら、最高だと思う。(広島東洋カープ外野手)
(※)広島の背番号9は緒方が96〜09年に使用。4年間の空き番号を経て、13年に盗塁王を獲得した丸が14年から受け継いでいる。
ちなみにこれは2016年優勝時の丸の手記。全然文体が違うのはどういわけだろう??
これは本当に丸が書いてんのかな?
それとも言ってる事を聞き取りして誰かが書いてんのかな?
と、ふと思ったが、まあどっちでもいいや。
広島・丸、独占手記「広島の人たちの夢叶えられホッとした」
(セ・リーグ、巨人4-6広島、22回戦、11勝11敗、10日、東京D)歓喜の渦のなか、不動の3番として打線をけん引した広島・丸佳浩外野手(27)が、サンスポに喜びの手記を寄せた。熱烈なカープファンへの感謝で、胸はいっぱい。緒方孝市監督(47)から受け継いだ背番号「9」への思いなどを語った。
カープファンのみなさん、お待たせしました。ついに優勝しました!
広島の人たちの夢をかなえることができて、本当にホッとしています。
2008年にカープに入団したときは、カルチャーショックを受けました。コンビニにまでカープグッズが置いてあるんだから。僕の出身の千葉はロッテのおひざ元ですけど、ありえないです。
それだけ街が一体となって熱くて、温かい。今でも忘れません。最近はカープ女子や若い人が増えているけど、僕にとってのカープファンは、やっぱり「なにやってんじゃ!」とか、厳しいことを言ってくれる人。コーチであり、監督みたいな存在なんです。
緒方監督は同じ外野手ということもあって、コーチ時代からよくしていただいています。13年に監督の背番号「9」をいただいたので報告に行くと「わしはまだ認めんけぇな」って。そのときは「そうだろうなあ」と思いました。“もっと上を目指せ”というメッセージだったと思うのです。あのとき認められてしまったら、僕は自分に満足してしまっていた。現状に満足しないということはずっと心がけています。
チームでは、新井さんの存在は大きいです。39歳なのに練習や試合で、ものすごい大声を出すんですよ。それも汗だくになって。それって、もっと若い選手の役割じゃないですか。そんな新井さんをイジリすぎじゃないかって? 確かにキク(菊池)はよくイジっていますね。僕も要所でイジるんですけど、キクにはかなわない(笑)。新井さんだからとか、黒田さんだからとかいう変な遠慮が、チームにないんですよ。そういうところも、いいムードをつくる要因だったんじゃないかな。
ファンのみなさんと球場でビールかけをやってみたいんです。ホースを持ってきて、そこからビールを「ジョワー」って吹き出させて、かけまくるような。日本シリーズでやれたらいいですよね。もちろん、これからも広島でずっとやりたい。ファンのみなさんには「感謝」のひと言しかありません。 (広島カープ外野手)
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