先日あるお客様からご相談いただいた。その方がお使いの機種は、NECのValueOne G タイプMT PC-GV32HTZR6という機種だった。OSはwindows VistaでSP1しかあたっておらず、HDD容量80GB、メモリ1GBだった。相談内容は最近パソコンが遅くて、どこか調子が悪いんじゃないか？との事。その時は僕は、パソコンのスペックの限界で、このパソコンにお金をかけるより買い替えたほうが良いですよと回答した。それを聞いたお客さんの返事は、お客さん自身が高齢という事もあり、この先何年使うかわからんので今さら新品を買うつもりは無いとの事だった。
それから２～３日して、また電話がかかってきて「筆ぐるめ22」を買ってきたけど、インストールできないと。確認したら対応OSがvistaのSP2になっていてそれが原因でインストールができないらしい。HDDの空き容量も少なくSP2を当てるのも迷ったので、お客様と相談して現状できる範囲で組み替える事にした。
まず、DVD-ROMドライブをDVDスーパーマルチドライブに交換。メモリを４GBに交換して、HDDを250GBに変更。部品はすべて中古品。その上でvistaを再インストールしてからwindows7 64bitにアップグレード。後は必要なソフトをインストールして「筆ぐるめ」をインストールしてウィンドウズアップデートをかけて、adobeのリーダーとフラッシュ、javaを入れて、バックアップデータを戻して完了。それにしてもwin7を新規インストールしてからののアップデートは４～５時間かかる。そろそろSPを当てて欲しい所だが、もうないかな？
この時、はじめて経験するトラブルが起こった。windows7も筆ぐるめもDVDからインストールしたのだが、気が付くとDVDドライブが認識されなくなっていた。さっきソフトのインストールを行った所だったのでドライブの故障を疑わずに色々探ってみるけど一向に解決せず。よくよく調べると結局はドライブが故障していて他のドライブに交換して完了。さっきまで動いてたドライブが急に壊れるってあるんやな？あのタイミングでいかれると、さすがに気づきにくいわ。
とまあ今回は、はなから買い替えしかないと思い込んだ僕のミスかな。元々中古パーツで組むって考えが無かったから余計かもしれんが。そして普通ならCeleron Dのまま使う選択肢がない。今回は特別かな。これで全部で3万5千円。今後はこのやり方も増やしていこうかな。
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