映画『グリーンブック』
何年か前に先生からこれを見なさいと言われた1本。なるほど、先生が見ろと言った理由が分かった。
僕は基本的に全く前知識無しで見るので最初の10分、15分ほどはどんな映画なのか全く分からなかった。と言って、実際になるほどそうゆう事かと分かったのはもっと後かも知れない。
『グリーンブック』(Green Book)は、2018年のアメリカ合衆国の伝記ヒューマン映画。ジャマイカ系アメリカ人のクラシック及びジャズピアニストであるドン"ドクター"シャーリーと、シャーリーの運転手兼ボディガードを務めたイタリア系アメリカ人のバウンサー、トニー・ヴァレロンガによって1962年に実際に行われたアメリカ最南部を回るコンサートツアーにインスパイアされた作品である。
wiki
『グリーンブック』というタイトルの意味も作中でわかる。
トニーとシャーリーという二人の旅を通して、1962年という時代背景、ジャマイカ系アメリカ人や、イタリア系アメリカ人、改めてアメリカという国の人種の多さに気がつくのと同時に南部という土地柄の違いもある事を始めて知った。
そしてこの時代に仕事とはいえ、シャーリーと共に行動することで徐々に思想を変えれる柔軟性を持つトニーと、トニーの事を理解したシャーリーに敬意を表する。
まさに現代の「多様性」を描いた映画だった。ちょっとケンタッキーも食いたくなった。
公開日: 2019年3月1日 (日本)
監督: ピーター・ファレリー
ノミネート: アカデミー作品賞、 アカデミー主演男優賞、
映画脚本: ニック・ヴァレロンガ、 ピーター・ファレリー、 ブライアン・ヘイズ・クリー
受賞歴: アカデミー作品賞、 アカデミー助演男優賞、
音楽: クリス・バワーズ
2018年製作
130分
アメリカ
原題:Green Book
配給:ギャガ
出演
トニー・“リップ”・ヴァレロンガ - ヴィゴ・モーテンセン(大塚芳忠)
ナイトクラブの用心棒。妻と子供二人がいる。イタリア系男性。粗野で無教養だが口は上手く、用心棒だけあり腕っぷしも強い。人種差別の思想の持ち主だったがシャーリーとの触れ合いで考えを変えていく。
ドクター・ドナルド・シャーリー - マハーシャラ・アリ(諏訪部順一)
アフリカ系アメリカ人のクラシック系ピアニスト。名誉博士号を持つ。同性愛者。
ドロレス・ヴァレロンガ - リンダ・カーデリーニ(中村千絵)
トニーの妻。トニーが仕事で2ヵ月も離れることを寂しいと思うなど愛情は深い。
オレグ - ディメター・マリノフ(飛田展男)
ロシア出身のチェロ奏者。
ジョージ - マイク・ハットン(佐々木啓夫)
ベース担当。
ルディ - フランク・ヴァレロンガ(石住昭彦)
トニーの親戚。
キンデル - ブライアン・ステパニック(てらそままさき)
バーニンガムのホテルの支配人。
ロスクード - ジョー・コーテス(高桑満)
ギャング。
アミット - イクバル・セバ(英語版)(村治学)
ドンの事務所の使用人。
ジョニー・ヴェネレ - セバスティアン・マニスカルコ(英語版)(内田岳志)
ドロレスの兄。
チャーリー - ピーター・ガブ(梅津秀行)
質屋の主人。
モーガン - トム・ヴァーチュー(大滝寛)
ボビー・ライデル - ファン・ルイス(田所陽向)
歌手。
プロデューサー - P・J・バーン(森宮隆)
ドンのレコード会社のプロデューサー。
090-3990-0645