5月3日、4日の西勝寺宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要を無事に円成することができ、御遠忌円成の御礼に本山へのバス団体参拝に参加してきた。
朝、8時前に西勝寺をバスが出発。特に大きな渋滞もなく10時前に本山、東本願寺に到着。時期的にかなり冷え込むかとも思ったが、思ったほどでもなく、良く晴れて好天に恵まれた。
今回は帰敬式を授式される方が2名いらっしゃった。まずは視聴覚ホールで御法話を聞き、その後、収骨のグループの方と一緒に御影堂の裏を抜けて、御影堂へ。お勤めの後、帰敬式が行われた。他の団体の方とあわせて20人程度の帰敬式は特に滞りなく比較的早く終わった。
そしていよいよ白書院でのお斎。ここでお斎をいただくのは、12年ぶりだ。前回は前住職後藤宣一さんの納骨の時。お斎とは言ってもかなりのボリュームがある。
ちなみに真ん中の紙コップは持ち込みのお酒(笑)
お斎をいただいた後、諸殿拝観。まずは議場をに入らせていただいた。ここも12年振りの見学となった。前回は後藤宣一さんが参務をされていたこともあり、熊谷宗務総長が案内して下さった。今回は西勝寺責役が議員をされている関係もあり見学させていただけることとなった。
そして、大寝殿、宮御殿などの見学。個人的に「歓喜」と言われるすずめを書いたふすまの写真を撮りたかった(撮影禁止です 笑)のだが、やはり皆同じ事を考えるのだろう。しっかりとガラスケースに入って、撮影できなくしてあった(笑)
【歓喜(かんぎ)】対照的な画題を示す両脇の水墨花鳥図に対して、着色画で描かれているため、美しく引き立ち、大寝殿を荘厳している。暖かなひだまりで餌を啄(ついば)む雀が色彩豊かに描かれ、遇法の喜びが表現されている。中央に一部損傷補修の後が残されているが、元々二羽の雀が描かれていたと類推されている。
他にもたくさんのお宝を見学させていただきながら時期的に景観も良く、楽しく拝観させていただけた。
その後、六角堂に移動して参拝後、錦市場をお土産を買いながら歩き、一路帰路へ。
無事に御遠忌円成御礼が済み、これで本当に御遠忌に関するすべての行事が終わりとなった。
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