<広島―横浜 6回戦>◇2017年4月30日 横浜スタジアム
123 456 789 R
広 000 031 023 9
横 205 000 12X 10
勝利投手 [ DeNA ] 久保 (1勝0敗0S)
敗戦投手 [ 広島 ] 九里 (2勝2敗0S)
本塁打 [ 広島 ] 西川1号(8回表2ラン)、鈴木5号(9回表2ラン)
[ DeNA ] ロペス4号(3回裏満塁)、エリアン1号(7回裏ソロ)、石川1号(8回裏2ラン)
広島バッテリー 九里、中田、一岡、ブレイシア、薮田、高橋樹 - 會澤
DeNAバッテリー 久保、須田、山崎康、三上、パットン - 戸柱
頼みの九里が初回2失点の後、3回にロペスの満塁弾を被弾して、結果、四回7失点で撃沈。
だがそれで終わらなかった。5回には菊池、丸、誠也がタイムリーを放って3点を返した。そして6回には田中がタイムリー。これで7対4。
しかし7回を投げたブレイシアが今度はエリアンに被弾。この1点が重くのしかかった。8回には、安部が出塁した後、ブレイシアの代打で出た天才打者、西川龍馬が三上から初球をプロ1号となるツーランホームランをライトスタンドに突き刺した。これで6対8
その裏、今度は薮田が石川に1号2ランを被弾。これで降板した薮田に代わって登場したのが、プロ初登板の高橋樹也(みきや)。花巻東高校出身、高卒2年目左腕。次の打者梶谷にはヒットを許したが、筒香を104キロのカーブで三振にしとめた。だがこの回終わって10対6。
そして9回、4点ビハインド。DeNAはパットン。先頭バッター丸が出塁して、今度は誠也が完璧な5号2ランをレフトにぶち込むと、松山キャッチャーファールフライに倒れて、新井が出塁。続く安部もヒットで一死一、二塁。
會澤がセンターライナーで二死一、二塁になると8回に代打でホームランを打った西川。が、右上腕にデッドボールで二死満塁。次の菊池が押し出しで返ってついに9対10の1点差。
バッターが高橋樹也のところで代打堂林。ワンヒットで同点の場面で三振。7点差から追い上げて後1点が届かず。
責任を突き詰めれば、投手陣にあるだろうが、最後の堂林が残念すぎた。しかしあの場面、小窪でなくて堂林を選択したベンチワークということになるが、まあそれは言うまい。
それよりも、西川竜馬のプロ1号。高橋樹也の初登板。誠也の2試合連続弾。そしてホームランを打った西川を菊池に変えてセカンドへこと。それと薮田の初被弾。
それぞれの初体験から学ぶことの多かった4月最後の戦いだったと思うことしたい。
前回の九里の登板 「鯉連覇への道~龍馬の逆襲~」
昨日の試合 「鯉連覇への道~最強の敵に2~」
一昨日の試合 「鯉連覇への道~最強の敵に~」
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