ついに新井監督が誕生した。
駒沢大時代は通算2本塁打。98年にドラフト6位でコネ?を駆使して無理くり入団。
1年後の99年秋には主砲の江藤が巨人へ移籍、そして2000年の沖縄キャンプで「空に向かって打て!」の物語が始まった。当時四番を引き継いだ金本が2002年に阪神に移籍した。そして2005年に本塁打王を獲得。2007年に涙の移籍会見でカープに別れを告げた。
阪神に移籍後も日本代表や阪神の四番にも座り、2011年には打点王を獲得。NPB選手会会長も経験し、2015年黒田さんと共にカープに復帰。
1度カープをFAで出た選手が再び戻って来るだけでも伝説級だが、2016年にはチームを25年ぶりのリーグ優勝に導きリーグMVPを獲得。
さらにそこからリーグ3連覇を達成して、通算2203安打、319本塁打と金字塔を打ち立てた。
これを伝説と言わずしてなんと言う。だが、それもこれも本人の努力のたまものだった。栄光以上に挫折のほうが何倍も多かっただろう。
そしてこの先は監督としての新たな伝説を築きあげてくれると信じている。だが、それはいつか必ず終わりが来ることの裏返しでもある。3年か?5年か?それ以上か?
古葉さんは10年だった。山本浩二さんは5年を2回。新井さんは、、いや、今その話しは置いておこう。
これまで私たちファンは新井さんに対して、さんざん怒りと悲しみをぶつけながら、最後にはそれ以上の喜びを与えてくれた。
会見の最後に
「カープファンのみなさまへ、マツダスタジアムを真っ赤に染めて欲しいです。そして選手に力をください。私たちはみなさんを喜ばし、みなさんの気持ちを真っ赤に燃えさせるように頑張っていきたいと思います」
と、メッセージをいただいた。
その気持ちはしっかりと受け止めた。とにかく今は心の底から応援しようと固く心に誓ったのだった。
新井監督就任会見2022年10月12日
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