先週土曜日18日から岡山の百姓屋敷わらで行われた「料理三昧体験教室」に2泊3日で参加してきた。今までもわらのセミナーには断食やヨガなど行きたいやつがいっぱいあったが、中々行くことができなかった。ただ今回は料理教室と聞いて、絶対行かなければと思った。ただ18日の土曜日は先に母ちゃんが尾崎さんのセミナーに行く事が決まっていたので、子どもたちをどうするかが中々決まらずようやく神戸の実家に預かってもらえる事になったのが先週の水曜日15日の事。それが確定して即電話してみるとまだ空きがあってなんとか滑り込む事ができた。
僕が船越さんに初めてお会いしたのが奇しくもちょうど4年前の3月18日。丹波での「生きてるだけで百点満点」のセミナーでの時。その後10回以上船越さんのセミナーに通い、明石で開催された料理教室にも行った。が、最後にお話を聞いたのは多分2014年9月23日の岡山での三浦先生との対談が最後。もう2年以上も船越さんにお会いしてなかった。果たして僕の事を覚えていて下さるだろうか？そんな意味での緊張もあった。
18日土曜日、予定より1時間ほど早めに着いた僕は偶然にもすぐに船越さんにお会いすることができた。たまたま駐車場の所へ降りてこられたのだ。すぐにご挨拶をして、二言三言お話をさせていただいたがまだ微妙だった(笑)が、セミナーが始まり最初の自己紹介で僕の心配は杞憂となった。座席的に1番最初に自己紹介をする事になった僕はかなり短めに挨拶を済ませると逆に船越さんのほうから僕の事を細かく説明していただけた。本当に有難く、嬉しい事だった。そこで初めて緊張が解けた気がした。
その日はその後、基本の重ね煮の説明とデモ。他に豆乳ヨーグルトやにんにくしょうがなどの説明で初日が終わった。以降朝は6時半起床、7時から山道を散歩して1日が始まる。
2日目は本当に料理三昧だった。散歩が終わって、まずは料理に対する姿勢。立ち居振る舞いはもちろん、料理に対する考え方。基本中の基本。これは明石でも習った事があったので僕の中では基本のおさらいというか、基本からやり直しみたいな部分だった。そして料理。ここも基本で、しい、たま、人参を切る。包丁の使い方の基本的な部分になる。久しぶりに習って、自分のできてなかった所がよくわかった。普段、家でやっているとどうしても適当になってたな。改めて原点に帰ることができた。そして鰹節の削り方から学ぶ出汁の取り方。「わらのごはん」を読んで出汁を取っていた僕には非常に有効だった。なぜなら「わらのごはん」のレシピより進化していたから。材料が変わる事によってやや分量も変わっていた。
そうして、みんなで切った材料を重ねて、昼ごはんにいただいたブイヤベースは別格の味だった。これのレシピは「わらのごはん」にも載っていて、今まで何度も読んでいたが実際に作ったことは無かった。なぜなら、「ブイヤベース」がどんな食べ物かわからなかったから。要するに「寄せ鍋料理」なんだな。本を読むのと実際に学ぶのとでは、それぐらい温度差がある。そして今回習ったものの中で一番てっとり早い料理かもしれない。とりあえず今週中におさらいしてみようと思う。果たして同じ味がでるだろうか？早く自分で作りたくてわくわくする。
午後は重ね煮サラダ、切干大根、きんぴらごぼう、豆乳マヨネーズ、アップルパイ、玄米珈琲アイスなど。もうこれでもかっていうぐらいのメニューで頭がパンパン。中でも絶品すぎたのはやはり「豆乳マヨネーズ」家で作ったのとは全く次元の違う物だった。ある意味、市販のマヨネーズよりも美味しい。というと（船越さんに）失礼かもしれないがただでさえ、マヨネーズ大好きな僕にはたまらない味だった。そしてアイスにアップルパイ。砂糖を使う事も無く、生地を重ねる手間もない、デザートは手軽で魅力的すぎた。それらをまた夕食でいただく。もう食いすぎるくらい食った。
そして3日目の今日はパスタ。最高のパスタをいただいた。自分たちで作るぺペロンチーノとトマトソースにパスタに絡めて。そして講義の中ではグルテンフリーのお話。今、世に出回ってるほとんどのパスタがプラスチックと変わらないという世にも恐ろしい話。さすがにこれは僕も初めて聞いた。ただ今日いただいたパスタは原料から製法が違うので本物の食材で本当に美味しいと思えるものでした。
とにかく濃い充実した時間はあっという間にすぎて終わりました。良い出会いもあり、久々の船越さんのお話も聞けて、何より天気がよく山の上でも温暖で朝も寒すぎず、夜は満点の星空で最高の3日間でした。今回一緒にセミナーを受けた方、船越さん、わらのスタッフの方本当にありがとうございました。
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