初戦を参考にすると、先発は100球以内で七回を投げぬく。そして3点以上のリードがある。これが今のカープが勝つための条件だ。
3勝4敗の遠藤対同じく3勝4敗のガンケルの対決。今季ここまで遠藤の捕手が會澤ってあっただろうか?石原、磯村と坂倉もあったか?
広島
先発投 遠藤 淳志 右2.59
1 右 野間 峻祥 左.308
2 左 宇草 孔基 左.246
3 二 菊池 涼介 右.256
4 一 マクブルーム 右.257
5 三 坂倉 将吾 左.295
6 捕 會澤 翼 右.234
7 遊 小園 海斗 左.230
8 中 上本 崇司 右.302
9 投 遠藤 淳志 右.053
阪神
先発投 ガンケル 右2.32
1 遊 中野 拓夢 左.261
2 右 島田 海吏 左.250
3 中 近本 光司 左.291
4 三 佐藤 輝明 左.270
5 一 大山 悠輔 右.259
6 二 糸原 健斗 左.248
7 左 髙山 俊 左.208
8 捕 長坂 拳弥 右.172
9 投 ガンケル 右.357
宇草孔基、人生初のサヨナラ弾。
五回を終わって3対2の1点リードの場面。86球2失点の遠藤を早々とあきらめ、六回を矢崎が抑えて七回、ケムナが失点して3対3の同点。
八回は森浦、九回を栗林が抑えた。同点で迎えた延長十回。残った投手は森祥平、ターリー、藤井黎來、そして松本竜也。佐々岡監督は松本竜也を選択した。
果たしてそれは正しい選択だったのか?6月8日の楽天戦、先発遠藤の試合で延長10回のマウンドに上がり、サヨナラ弾を食らった悪夢が蘇る。
結局失点してこの試合で始めて逆転を許した。だが、その裏坂倉に同点弾が飛び出し、これで松本も救われたのだろう。続く十一回もマウンドに上がり、さすがにここは三人で締めた。
そして最後は宇草の起死回生、人生初のサヨナラ弾の結末。よくぞここで代打を出さなかったベンチも良い仕事をした。もしもあのまま負けていらた、また「あと1本がね」と言う談話を聞く羽目になったのだろう。
最後に宇草と一緒にお立ち台に上がった松本竜也の第一声は「すんません!!!」だったので全て許す。松本も頑張ってるのが伝わってくる良いヒーローインタビューだった。
福本さんが褒めるくらいに宇草もすごかった。龍馬不在の外野陣。そして龍馬FAを見越して秋山獲りに参戦表明した球団。この日のサヨナラ弾はレギュラー定着の大きな一歩になることだろう。
阪神は、休養で出場選手登録を抹消されている守護神・岩崎の不在が響いた。アルカンタラは2本塁打ともに直球を完璧に打たれた。延長10回の坂倉には2ボールから同点弾を許した。打者が狙いやすいカウントで、内角の甘い球だったとはいえ、相手が一枚上だった。アルカンタラは球が走っていたし、調子は悪くなかったが、広島の打者は伝統的に直球に強い。阪神の打者なら、打てていたかどうか…。
石井とケラーがベンチに残っていたが、2人への信頼度を考えれば、11回も続投させたのは理解できる。ただ、セットアッパーとクローザーでは「抑えないといけない」というプレッシャーが違う。簡単に代役が務まらないポジションだ。(スポーツ報知評論家・福本 豊)
これで対阪神戦は9勝0敗1引き分けとなったがちょっとでき過ぎじゃないか?なんで勝ててるのかわからん。不思議な勝ちというやつか。まあ勝った時は素直に喜ぼう。
阪神タイガース、広島を相手に開幕から10試合を終えて勝利なしの状況は、1988年以来、34年ぶり
責任投手
勝利投手 広島 松本 (1勝1敗0S)
敗戦投手 阪神 アルカンタラ (1勝2敗1S)
本塁打
広島 坂倉 5号(10回裏ソロ)
宇草 1号(11回裏ソロ)
バッテリー
阪神 ガンケル、浜地、岩貞、湯浅、渡邉、加治屋、アルカンタラ - 長坂、梅野
広島 遠藤、矢崎、ケムナ、森浦、栗林、松本 - 會澤
6/22(水) 18:00 マツダスタジアム
観客数 27,363人 試合時間 3時間56分
画像はスポナビ
広島5-4阪神(6/22)
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