初回から4点取ったと思ったら、その裏あっさり4点を献上。
そしてここで雨天中断。
その中断中の風景。
ほとんどのお客さんが屋根の下に避難する中、一人黙々と席に座って食べる男あり。
結局50分の中断の後、試合再開。
再開後、投手交代かと思えば、両先発とも続投。ここから始まる悲劇。
この日の先発は中村裕太と奥川泰伸。奥川は昨年11月10日、神宮でのシーズン最終戦にプロ初登板初先発した際に2回0/3、9安打5失点でKOしたのだが、とはいえこの日も初回4失点。こちらの先発が中村裕太でなければ普通に勝てた試合だろう。
そして何より、レフト松山は五回にタイムリーエラー。初回にもつたない守備があった。もうな初回に4点入った時点で守備固めするべきなんよ。というよりもあの守備では投手がかわいそうだ。もう松山の守備を見たいとは思わない。代打か交流戦のDHで十分だわ。
さらには祐太の後ろを投げた中田廉、島内、コルニエル、ケムナのうち失点しなかったのはコルニエルだけ。ここまで鉄壁を誇ってきた中継ぎ陣が揃って失点では勝てる試合も勝てないのは当然だ。
だがしかしようやく誠也が起きてきた。この試合の2打席目でフェンス越え今季の第一号の勝ち越しホームラン。そして五打席目にはバックスクリーンへの第2号ツーランホームラン。誠也はこの試合でホームラン2本を含む5打数4安打の固め打ち。菊池は12試合連続となるヒットを放ち好調キープ。6回からはショート矢野、7回にはファースト龍馬が見れて中断中も含めて退屈しない試合でもあった。こんな試合も珍しい。
もうひとつ気になったのは、この試合に代打で出た、石原、長野、メヒア、矢野、そして松山と変わった大盛が誰ひとり打て無かった事だ。唯一磯村だけが四球を選んだ。これってどうよ?
この試合で奥川にプロ初勝利を献上。奥川より先にマウンドを降りた祐太の責任は重い。
<広島ーヤクルト 2回戦>◇2021年4月7日・水曜日 神宮球場
123 456 789 R 安 失
広 401 000 002 7 14 1
ヤ 402 130 010 11 15 0
責任投手
勝利投手 ヤクルト 奥川 (1勝1敗0S)
敗戦投手 広島 中村祐 (0勝2敗0S)
本塁打
広島 鈴木誠 1号(3回表ソロ) 、 鈴木誠 2号(9回表2ラン)
ヤクルト 山崎 1号(4回裏ソロ)
広島 中村祐、中田、島内、コルニエル、ケムナ - 會澤
ヤクルト 奥川、近藤、坂本、梅野、長谷川 - 中村
090-3990-0645