菊池がまたベンチを外れた。ただの休養なのか?そしてセカンド上本、サード矢野は継続。防御率1.65でリーグトップの九里の出番。だがまだ1勝しかしていない。前日の勝ち方は溜飲が下がった。願わくは戸郷も早いイニングで沈めてくらたらさぞ美味い酒が飲めることだろう。
先発 九里 亜蓮 右1.65
1 左 堂林 翔太 右.315
2 二 上本 崇司 右.253
3 中 西川 龍馬 左.315
4 一 マクブルーム 右.242
5 捕 坂倉 将吾 左.303
6 右 中村 健人 右.333
7 遊 小園 海斗 左.172
8 三 矢野 雅哉 左.167
9 投 九里 亜蓮 右.000
巨人
先発 戸郷 翔征 右3.86
1 二 吉川 尚輝 左.336
2 一 香月 一也 左.231
3 右 ポランコ 左.254
4 三 岡本 和真 右.265
5 中 丸 佳浩 左.250
6 左 ウォーカー 右.291
7 捕 大城 卓三 左.269
8 遊 湯浅 大 右.000
9 投 戸郷 翔征 右.273
対九里に対して1番から3番に左が並んだ。坂本の離脱で巨人もまた迷走中。
序盤の三回から五回に3連続となるものすごいバックホームが続いた。三、四回は二死二塁からライトの中村健人が連続のバックホームでホームタッチアウト。20分間で二捕殺は球団新人では1969年の山本浩二さん以来の事になる。
五回は龍馬。二死一、二塁から吉川のセンター前に落ちた打球をバックホームで大城をホームで刺した。
3連続ホームタッチアウトの後の五回裏、先頭の九里がライト前打で出塁すると、堂林も続き上本はショートゴロで九里がアウト。一死一、二塁で龍馬が三塁線を破ってこれで一死満塁。
続くマクブルームがまず2点タイムリー、坂倉倒れて守備で魅せた中村健人が2試合連続となるレフト前へタイムリー放ち3対0!となり、あとは九里が頑張れば!!という流れのはずだった。
ところが六回、岡本和真に3ランホームランを浴び、あっさりと同点。さらに丸にライト前打を打たれ、ウォーカーを三振に取るも丸が二塁に行き、一死二塁となったところで九里は97球で森浦にスイッチした。
森浦こそしっかりと抑えたが、七回を投げた塹江が1失点、さらに八回には黒原2点を失い3点差で大勢にセーブをつけるとういう一番面白くないエンディングを迎えた。
これで九里は開幕から6試合を投げてまだ1勝止まり。昨年の最多勝から一転悪い流れにはまっている。しかも負けたのは前回4月19日の巨人戦のみ。3月29日の阪神戦以外の3戦は全て九里の後ろを投げた投手が打たれて負け試合となった。
あきらかに継投ミスが続いている。佐々岡監督は無理にリリーフを固定しようという概念が邪魔なんじゃないのか?その日調子のよい投手を投げさせる選択肢は無いのだろうか?
この3連戦で3連勝すれば5月5日に首位奪還のシナリオもあったが残念ながらそれも無くなった。せめてカード負け越しだけは勘弁していただきたい。
責任投手
勝利投手 巨人 戸郷 (4勝2敗0S)
敗戦投手 広島 塹江 (2勝1敗0S)
セーブ 巨人 大勢 (1勝0敗12S)
本塁打
巨人 岡本和 11号(6回表3ラン)
バッテリー
巨人 戸郷、今村、デラロサ、大勢 - 大城、岸田
広島 九里、森浦、塹江、黒原、矢崎 - 坂倉
画像はスポナビ
5/4(水) 14:00 マツダスタジアム
観客数 30,534人 試合時間 3時間35分
090-3990-0645