前回の中日との対戦で自己ワースト2回8失点の森下がリベンジする時がきた。だが會澤が負傷離脱となり坂倉とバッテリーを組む。そうなると必然的にサードに田中広輔が入ることになる。広輔にチャンスが来た。中日は松葉君。
先発 森下 暢仁 右3.55
1 左 堂林 翔太 右.302
2 二 菊池 涼介 右.298
3 中 西川 龍馬 左.331
4 一 マクブルーム 右.250
5 捕 坂倉 将吾 左.309
6 右 末包 昇大 右.340
7 三 田中 広輔 左.267
8 遊 小園 海斗 左.162
9 投 森下 暢仁 右.333
先発 松葉 貴大 左0.87
1 右 鵜飼 航丞 右.218
2 中 岡林 勇希 左.225
3 三 石川 昂弥 右.230
4 一 ビシエド 右.245
5 左 阿部 寿樹 右.287
6 二 高橋 周平 左.000
7 捕 木下 拓哉 右.269
8 遊 京田 陽太 左.183
9 投 松葉 貴大 左.000
中日の打線が大きく変わった。1番にルーキーの鵜飼が入り、2番3番に3年目コンビの岡林、石川が並んだ。大島離脱で平田がスタメンを外れて一気に若返った。カープは會澤がベンチを外れ石原が緊急昇格した。
先発の森下は7回を投げ2失点で降板となった。打線の援護もなかったが、どうにも失点のしかたが微妙ではあった。
先発の森下は7回を投げて104球2失点。援護無しで負け投手になる可能性もあったが、8回、森下の代々に松山がセンターフライに倒れた後に、堂林、菊池、龍馬、マクブルームの4連打でようやく追いついて、これで森下の負けは消えた。
そして8回のマウンドに上がったのはなんと2日前のヤクルト戦で3連続四球と2点タイムリーで九里の勝ちを消した中崎だった。いや、これもうメンタル無理だろう。誰でもそう考えると思うが、これが佐々岡監督の優しさだとしたらあまりにも残酷だ。
確かに3連覇時代の中崎のメンタルはすごかった。あのランナーを出してもゼロに抑えれば問題無しとする考え方は並みのピッチャーに無理だろう。ただあれは2015年にクローザーに君臨し、その中でマエケンの勝ちを消したり、失敗を繰り返す中で手に入れた絶対的な自信であり、若い中崎の成長の結果であった。
それをまもなく30になろうとするリハビリ上がりの中崎に求めるのはあまりにも酷すぎないか?確かに開幕直後は調子が良いように見えたが、それも6戦目までだ。以降は3敗という結果が出ているのだ。
結果は言わずもがな、一死二、三塁のピンチを作り塹江にスイッチ。結局塹江が2点を失い全てが水の泡となった。
せっかく打線開幕から無失点投球を続けるロドリゲスを攻略しただけに、あまりにも残念な結果だった。
佐々岡監督はようやく中崎の2軍行きを決断したようだが、少し遅すぎたんじゃないか。
広島 中崎2軍降格 勝ちパターン再構築 佐々岡監督「流動的になるでしょう」
責任投手
勝利投手 中日 ロドリゲス (1勝0敗0S)
敗戦投手 広島 中﨑 (1勝4敗0S)
セーブ 中日 R.マルティネス (0勝1敗7S)
バッテリー
広島 森下、中﨑、塹江 - 坂倉
中日 松葉、祖父江、清水、ロドリゲス、R.マルティネス - 木下
画像はスポナビ
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