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映画『峠 最後のサムライ』レビュー。みなけりゃ良かった

この映画も昨年、トップガンと同時に追い出された映画。

原作は言わずと知れた司馬遼太郎の『峠』

主人公は長岡藩家老・河井継之助。僕がこの本を読んだのは二十歳くらいだったろうか。この作品で初めて河井継之助という名前を知り、そして同時にこの作品が僕の人生のバイブルとなり、以来、河合継之助の生き様を灯(ともしび)として来た。

それゆえにこの作品を見るのをどれだけ楽しみにしたことか。だが、実際に映画をみてがっかりだった。そもそもこの映画のタイトルを「峠」にする必要があったのだろうか?

原作の峠は、文庫本で上下巻にわたる長編である。そもそもそれを2時間におさめようとしたことに限界があったんじゃないのか?

この映画は原作を読んでない人にとって、全く意味がわからんかったことだろう。これならタイトルは「河合継之助」か「戊辰戦争」で十分だ。

だがこの映画では河合継之助の事も戊辰戦争のことも何もわからんだろう。本当につまらん映画だった。

タイトル 峠 最後のサムライ
【公開】:2022年6月17日
上映時間 131分
製作国 日本
製作年度 2022年
【監督】小泉堯史
【脚本】小泉堯史
【原作】司馬遼太郎
【主演】役所広司
配給:
【出演】
松たか子

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moja
昭和47年生まれ。生まれた時からカープファン。 姫路生まれ姫路育ち。現在は相生市矢野町榊。 パソコン販売・修理・組立、出張サポート、ホームページ制作・WEBデザインなど。 奥さん1人と4男の父 真宗門徒
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