『死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』小林弘幸 幻冬舎
この手の本は今までならタイトルだけみて納得してあまり手に取る事は無かった。
だってもうタイトルみれば一目瞭然じゃないか、書いてあることが。
要するに寝たきりにならないためには、スクワットをするのがいちばん良いのだよ。という内容である。
実際に読んでみてもやはり、その通りの内容であった。ただし、ひとつひとつに「なぜそうなのか」という理由付けが書かれている。
読みだしてすぐに買って良かったと思ったのは、筆者がスクワットにいきつくきっかけになった時と今の自分の健康状態が良く似ているのである。
喘息とも思える、呼吸器障害。筆者の場合は「急性喉頭蓋炎 (きゅうせいこうとうがいえん)」と書かれているが、僕は診断を受けていないので病名は無い。
そしてスクワットの効能として書かれているのが、
足腰の強化、免疫力向上、認知症予防、尿漏れ防止、便秘改善、心を前向きにする作用、心臓病のリスク低下、脳疾患のリスク軽減、動脈硬化を防ぐ、糖尿病を防ぐ、骨粗鬆症の予防、寝たきり防止、冷え性改善、首コリ・肩こり改善、自然治癒力アップ、肌のハリ感アップ、デトックス、さらに自律神経のバランスを整えるなど計り知れない効果が書かれている。
中でも特にすごいのは、免疫力向上と自立神経を整えるという点である。これはアレルギー症状や精神的な病や発作などの改善にもつながる事になる。
もちろん、筋トレやランニングなどが出来るにこした事は無いが、まずその第一歩としてスクワットから始める事が有効である事の理由とそのやり方が書かれている本なので、誰もが読むべき1冊だろう。
是非、1人でも多くの方が手に取って読んでみてもらいたい、お勧めの1冊である。
090-3990-0645