テレビとか映画とか

映画『ルート29』史上最低の映画

僕は鳥取と姫路のハーフなのだ。鳥取から姫路に嫁いだ母は毎年のように盆と正月には鳥取に帰省していた。僕もそれに付いて行くのがとても楽しみだった。その時に通った道が国道29号線。今でこそ姫路鳥取バイパスが開通したが、昔は全線下道を通っていた。

そんな思い出の29号線が映画になると聞いたら、そら見なきゃいけないだろうと思っていたが、映画館の上映にはタイミングが合わず、ようやくDVDをレンタルできた。

だがしかし、あれほど楽しみに見たもののあまりにも内容がつまらなさ過ぎて、その落差が大きすぎて余計に絶望感がでかくなってしまった。

そもそもなんでこの映画のタイトルを『ルート29』にしたんだ??ただ国道29号線を走ったってだけでこんなタイトルをつけたことが間違ってたんじゃないか?※どうやら原作が「詩集『ルート29、解放』」というらしい。

そんなことを考えながら映画を見終わって、いろいろレビューをみてたら、「ミニシアター系の作品」という分類があったのか。この作品ももれなくそれに入るらしい。そんな作品に誰でも知ってる俳優が主演したもんだから、なんかメジャーな作品だと思っていたがそうでも無いのか。

だからと言って、タイトルがおかしいことや内容がつまらなさ過ぎることはなんの関係も無いことだが。

そもそも姫路ー鳥取で撮影するのに、まとまな姫路弁もなければ鳥取弁も無い。セリフだけ聞いてもどこの地域かすら特定できないような作品だった。ましてや主人公の姉にいたっては鳥取弁と姫路なまりが混在しているようなしゃべり方。あまりにもひどい。なんで俺に言語指導を依頼しなかったのか?

それに加えて内容もむちゃくちゃ。何かシュールな作品として見るならそれもありなのかも知れないが、それはそれで29号線とはなんの関係も無い映画なのだよ。なんなら姫路も鳥取もどうだっていい。むしろ架空の場所にしてほしかったかな。

ついでに思ったことをつらつらと書いてみる。
まず、病院の患者が「娘」を連れてこいと言ったと思ったが、どうみても木村ハルは男じゃないのか?とても女の子には見えなかったし、娘を演じているようにも見えなかった。これも作品を見ている時に混乱した原因だった。

そう思いながら検索してみても大沢一菜という役者が男だとも女だともどこにも書かれていない。今の時代はどっちでもいいのか?それでも僕は気になるんだが。僕がおかしいのだろうか?写真を見る限り、大沢一菜は男だと思う。そしてどうやら『季節のない街』にも出演していたらしい。

そして、犬を連れたおばさんは一瞬樹木希林に見えたが伊佐山ひろ子さんとういうらしい。似てないか?
キャストで言うと病院の患者は市川実日子だったんだな。映画の中では全然気づかんかった。

いずれにせよ、最悪な作品だった。なんなら自分史上最低の映画かもしれない。

映画『ルート29』基本情報

公開日/劇場公開日:2024年11月8日(TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開)
監督:森井勇佑
原作者:中尾太一(詩集『ルート29、解放』)
原作:詩集『ルート29、解放』(書肆子午線刊)
映画脚本:森井勇佑
撮影:飯岡幸子
原題:ルート29(英題なし、日本語タイトルが原題)
配給:東京テアトル/リトルモア
ジャンル:ヒューマンドラマ(ロードムービー)
製作年:2024年
製作国:日本
上映時間:120分

キャスト
中井のり子(トンボ):綾瀬はるか
木村ハル:大沢一菜
赤い服の女:伊佐山ひろ子
森の父:高良健吾
森の少年:原田琥之佑
じいじ:大西力
牧場の大きい男:松浦伸也
中井亜矢子:河井青葉
時計屋のおばあさん:渡辺美佐子
木村理映子(依頼主・母):市川実日子

ABOUT ME
moja
昭和47年生まれ。生まれた時からカープファン。 姫路生まれ姫路育ち。現在は相生市矢野町榊。 パソコン販売・修理・組立、出張サポート、ホームページ制作・WEBデザインなど。 奥さん1人と4男の父 真宗門徒
お問い合わせ

090-3990-0645

にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 姫路情報へにほんブログ村 子育てブログへにほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください