三男が今朝起きぬけに「今日学校休みたい」と言った。
別にかまわんが、どうした?と聞くと「牛乳飲みたくない」と。
ああ、そんなに嫌なのか。なら休め。と言って今日は学校を休ませた。
三男の牛乳に関しては1年生の時からずっと嫌だと言っているので、何度か担任に止めさせてくれないか?と頼んでみたが、「みんなが飲んでいる」を理由に聞き入れてもらえなかったのだ。
こちらとしても、アレルギーの診断書があるわけでも無いので、あまり強く言わないようにしていた部分もある。
ただ、ここまで本人が嫌がっている物をどうしてそこまで押し付けられるのか?そこが僕には理解できない。なぜみんなと一緒を強制されるのか?なぜ、1人だけ違うを受け入れてもらえないのか?
今、世の中で叫ばれているジェンダーとはいったいなんなのか?性別の差別は理解しようとするが、牛乳嫌いは理解してもらえないのか?もっと言えば、なぜ食べ物の好き嫌いを認めてもらえないのか。例えばキャベツと人参は食えるがブロッコリーは苦手の何が問題なんだ?玉ねぎは食うがピーマンは嫌いがどうしていけないんだ?それでどれだけの栄養が偏るよ?
もっと言えば、牛乳なんて飲まないほうが良いのである。何度か教育委員会の方にも牛乳をやめてくれてと言った事があるが、「栄養」を理由に全く取り合ってもらえなかった。ちょっとは勉強してくれよと思う。
いや、それよりうちの小学校でいちばん大きな問題は、何かひとつでも残すとおかわりをする権利を失う事である。要するに三男の場合は給食、一人前の量では足りない(この問題は以前にも書いた)。なのでおかわりをしなければ、とてもじゃないが午後の授業が持たない。だが、牛乳を残す事で、おかわりが出来なくなる。そして残そうとしても三男の言い方をすれば「先生に怒られる」のだ。
おそらく先生は怒ってないだろう。「頑張って全部飲もうね」と言ってるかも知れない。だが言われた本人は無理やり飲まされる事が=「怒られる」と感じているのである。
一応今日欠席するにあたって、もう一度担任にお願いしてみた。「牛乳を飲みたくないを理由に学校に行きません。ちょっともう一度考えてくれないか」と。おそらく今日一日学校を休んで退屈しきった三男は来週から普通に学校に行くだろう。彼は今のところ学校は好きなのだ。むしろ毎日行きたいはずである。ただ、牛乳を強制される事がもっと嫌なのだ。
そんな自分の意思を通そうとする彼を誉めてあげたいと思う。
090-3990-0645