『あんのこと』に続いて河合優実主演の映画『ナミビアの砂漠』をみた。
まず映画自体は何が言いたいのかさっぱりわからん。ストーリーがちんぷんかんぷんだった。このてのなんか抽象的に描かれた作品ってどうなんだろう。見る側の読解力を試されてんのか?であるならば、僕には残念ながらその力が無かったということだ。
監督の山中瑶子さんは本作で初の長編ながら、カンヌ映画祭監督週間で「国際映画批評家連盟賞(FIPRESCI賞)」を受賞されたと書いてあるが、いったい何が評価されたんだ?
それでもこの作品に限っては河合優実の演技が光り輝いていた。
冒頭でただ街を歩くだけのシーンがあるんだが、あそこでちょっと口を開けてんのはわざとなのか?喫茶店では友達の話を聞くシーンでは、IWGPのまこと(長瀬智也)のような貫禄があった。
何より特筆すべきはやっぱりヌードシーンだな。まさかこんなに早く脱ぐなんて思ってもみなかった。いや、若いからこそ脱いだんだろうか。
思ったのはあれほど『不適切にもほどがある』で騒がれたのに、河合優実が脱いだというニュースを見なかったのはなんでなんだろう。昔は誰かがヌードになるたびにものすごい騒がれていた気がすのだが。少なくとも興味がなくても耳に入るくらいには。それに比べると、河合優実が脱いだなんてこの映画を観るまでは全く知らなかったのだから、やはり話題が少なかったじゃないのかなと思う。
本編の話に戻るが、結局冒頭の喫茶店の会話はなんだったんだ?誰かが死んだ話と、他の客がしゃべっていたノーパンしゃぶしゃぶはいったいなんだったのか?と。ただただ、今の若い人の青春?を描いただけなのか?それともただどろどろとした恋愛が描かれていたんだろうか。それすら判断が付かない。
基本的に予告編も見ずに映画のあらすじや、事前の情報をいっさい無しで映画を観ているので、見るまではジャンルすらわからん事もあるんだけど、それでももうちょっとわかりやすい内容のほうがよくないか?
さてこの映画に点数をつけるとしたらどうなるんだ。映画自体は0点だ。それに河合優実の演技をヌード込みで100点として総合で50点か。ほんまかいな。
映画『ナミビアの砂漠』情報まとめ
公開日 | 2024年9月6日 |
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監督 | 山中瑶子 |
原作 / 原作者 | オリジナル脚本 |
映画脚本 | 山中瑶子 |
撮影 | 米倉伸 |
原題 | Desert of Namibia |
配給 | ハピネットファントム・スタジオ |
ジャンル | 青春ドラマ |
製作年 / 製作国 | 2024年 / 日本 |
上映時間 | 137分 |
キャスト |
河合優実、金子大地、寛一郎、新谷ゆづみ、中島歩、唐田えりか、 渋谷采郁、澁谷麻美、倉田萌衣、伊島空、堀部圭亮、渡辺真起子 |
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