「あの日のタナゴの行方は」急式尋々

月刊マガジン2020年9月号に掲載された月マガデビュー!大賞受賞作

「あの日のタナゴの行方は」

あらすじ

都会から田舎に転校してきた少年・小出は、素手で虫を掴み、タコ糸とリコーダーで鯉を釣る腕白少女・藤井姫香と放課後を過ごすように。
都会では味わえない日々の中で、小出は紀香に惹かれていき・・・?
美しい田舎の風景を添えて描かれる、ノスタルジック青春物語!

舞台は関東以北の太平洋側の少し田舎の町。だけど東京からそう遠くないのかな?という感じか。

ボーイミーツガールの典型だけど、絵も上手だし物語もとても良かった。
人物もいいし、田舎の背景や教室、味噌パックの中からカブトムシの幼虫がとてもリアルだ。

タナゴってよく知らなかったんだが、関東以北にしかいないって初めて知った。そして姫香のタナゴ愛(笑)これが良かった。

絵は夜の見開きのカエルの鳴き声の場面と小出が1人で釣りをしていてホタルが飛ぶ場面がとても印象的だった。

そして藤井の発表の時に何も言えなかった小出。その後、タナゴをみつけて終業式の登校場面。なんで、ひとんちでメシ食ってんだw

それから最後の山本に逆らう場面。あ、最初のリコーダーで釣りするのも最高でした。

めっちゃ良い作品。

【特別読み切り】あの日のタナゴの行方は

「あの日のタナゴの行方は」
読み切り 第4回月マガデビュー!大賞受賞作
作者 急式尋々(きゅうしき ひろひろ)
掲載 月刊少年マガジン 2020年9月号

ああああ

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