テレビとか映画とか

映画『かもめ食堂』不思議な映画。

ちょっと小林聡美の映画を見たくなって、『かもめ食堂』を見た。

感想としては不思議な映画だった。面白いか、面白くないかと言われると面白くない事はないかな。
ただ、ストーリーとかがよくわからなくて、日常がだらだらと描かれている感じ。

日常と言ってもどこにでもある日常ではなく、フィンランドで食堂を営む日本人というからかなり特殊な日常ではある。

登場人物は3人の日本人以外は全て外国人。フィンランドの人なのかな。かなり特殊な描き方だと思う。

この手の映画は最近外国の映画で何本か見た記憶があるが、日本の映画では初めてかもしれない。それもそのはず、僕にとって映画といえば例えば金曜ロードショーだったり、日曜洋画劇場などで放送される映画がほとんどでおそらくこの手の映画はそれに該当しないだろう。アクションもミステリーも感動もないのんびりした映画。この映画を淀川長治さんならなんと表現したんだろうか?そんなことがきになった。

ただエンドロールを見たときになんとなくなるほどと思ったのは原作があったこと。エッセイなのかなと思ったけど、どうやら小説らしい。そう考えたときに冒頭の小林聡美のナレーションを思い出した。だからこんな描き方なんだと。うまく言えないけどね。

おもしろかったのは「コピ・ルアック」だったり、藁人形のとこだったり、こまかいところでおもしろいなと思うことがちょくちょくあったかな。他にもフィンランドに日常的なマーケットだったり交通だったり食べ物とか。トナカイとかザリガニって普段から当たり前に食ってんのか?

3人の日本人は小林聡美、片桐はいり、もたいまさこさん。小林聡美さん以外は初めての人たちだが、片桐はいりさんが男なのか女なのかは最後までわからなかった。もたいまさこさんが演じたマサコもよくわからないポジションだったな。原作なら何か読み取ることができたんだろうか。そんなことも含めて不思議な映画だった。

映画『かもめ食堂』
監督: 荻上 直子
原作: 群ようこ
映画脚本: 荻上 直子、 群ようこ
製作: 日本テレビホールディングス
上映時間: 1時間 42分(102分)
配給 メディア・スーツ
公開 日本 2006年3月11日
    フィンランド 2006年9月29日
製作国 日本、フィンランド

■キャスト
サチエ / 小林聡美
ミドリ / 片桐はいり
マサコ / もたいまさこ
トンミ・ヒルトネン(豚身 昼斗念) / ヤルッコ・ニエミ
リーサ / タリア・マルクス
マッティ / マルック・ペルトラ

ABOUT ME
moja
昭和47年生まれ。生まれた時からカープファン。 姫路生まれ姫路育ち。現在は相生市矢野町榊。 パソコン販売・修理・組立、出張サポート、ホームページ制作・WEBデザインなど。 奥さん1人と4男の父 真宗門徒
お問い合わせ

090-3990-0645

にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 姫路情報へにほんブログ村 子育てブログへにほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください