映画『ギルバート・グレイプ』ジョニー・デップとデカプリオ、1993年
映画『ギルバート・グレイプ』
1993年(平成5年)の作品。今回初めてこの作品のタイトルを知った。むしろなぜ今まで聞いたことも無かったのか。
とはいえ、めちゃくちゃ感動したわけでも無くって、なんだろうね、いい映画だねってくらいの感じなんだけど。
で、キャストを見るとジョニー・デップにレオナルド・デカプリオだって。なるほど僕でも知ってる名前だ。が、どちらも見るのは初めてだった。
『ギルバート・グレイプ』映画データ
・公開日: 1993年12月25日(アメリカ)
・監督:ラッセ・ハルストレム
・原作者:ピーター・ヘッジズ
・原作:『ギルバート・グレイプ』(Peter Hedges 著)
・映画脚本:ピーター・ヘッジズ
・撮影:スベン・ニクヴィスト
・原題:What’s Eating Gilbert Grape
・配給:ブエナビスタ(アメリカ)
シネセゾン(日本)
・劇場公開日:1994年8月20日(日本)
・ジャンル:ドラマ
・製作年:1993年
・製作国:アメリカ
・上映時間:118分
・字幕・翻訳:不明(劇場公開時)
・音楽:アラン・パーカ
・主題歌:特になし(スコア中心)
・舞台:アイオワ州
視聴した日2025年12月6日
◆キャスト
役名/俳優/吹替声優(わかる範囲)
・ギルバート・グレイプ/ジョニー・デップ/宮本充
・アーニー・グレイプ(弟)/レオナルド・ディカプリオ/草尾毅
・ベティ・カーヴァー/メアリー・スティーンバージェン/宗形智子
・ベッキー/ジュリエット・ルイス/日野由利加
・ボニー・グレイプ(母)/ダーレン・ケイツ(クレジット名:Darlene Cates)/谷育子
・エルレン・グレイプ(妹)/メアリー・ケイト・スケラン/岡村明美
・エイミー・グレイプ(姉)/ローラ・ハリントン/ 松岡ミユキ
・ケンナード(警官)/Crispin Glover(クリスピン・グローヴァー)
・タッカー(友人)/ジョン・C・ライリー
・ラスティー(青年)/Cameron Finley
◆作品テーマ
家族のしがらみの中で自分の人生をどう見つけるのか、という普遍的なテーマを描いています。
介護・家族責任・孤独・自由への渇望といった複数の要素が複雑に絡みながらも、「自分が何を背負い、何を手放すべきか」という問いを静かに投げかける作品です。
◆みどころ
・若きジョニー・デップによる繊細な演技。
・レオナルド・ディカプリオがアカデミー賞候補となった圧巻の存在感。
・アメリカ中西部の乾いた田舎町を背景に、優しさと痛みが交互に押し寄せる演出。
・母親ボニーの存在が象徴する「重荷」と「愛情」の二面性。
・ラッセ・ハルストレム監督らしい、感情を押しつけない自然な語り口。
◆あらすじ(ブログ用に調整)
アイオワ州の小さな町で暮らす青年ギルバートは、知的障害を抱えた弟アーニーと、家から動けないほど肥満となった母を支えながら生活している。彼の毎日は、家族への責任が重すぎるあまり、未来を描くことすら難しい。
そんな中、旅の途中でトレーラーが故障し町に滞在することになった少女ベッキーと出会う。自由で自然体の彼女と触れ合ううちに、ギルバートの心に「自分の人生を生きたい」という静かな願いが芽生えていく。
家族への愛情と、自分の人生への渇望。その狭間で揺れ動きながら、ギルバートはある決断を迫られる。
