映画『佐賀のがばいばあちゃん』
公開当時すごい話題になっていた映画の1本。初めて見たけど色々イメージと違った。
なんかがばいばあちゃんってもっと勢いのあるばあちゃんだと勝手に想像していたが、そうでも無かった。まあでも、すごいという事は伝わった。
この映画、吉行和子さんが果たして適役だったんだろうか。撮影当時のことをわからずに考えてみて、樹木希林さんだったらどうなっただろうか?
他にも八千草薫さん、野際陽子さん、岸惠子さん、江波杏子さんならどうなっただろう?
決してこの作品の吉行和子さんが悪かったわけでは無いが、他の方のバージョンも面白いかも知れない。
そして今となっては島田紳助が懐かしく、さらに山本太郎が新鮮だった。
いちばん印象に残ったのは、運動会の弁当を先生たちが交換しにくる場面かな。ひょっとしたら今の時代、そんなことする先生おらんかもね。人間的にじゃなくて、ルールとかマナーとかクレームって意味で。えこひいきとかな。つまらん時代になったもんやと思う。
漫才師・島田洋七の自伝小説を映画化。昭和30年代の佐賀を舞台に、独自の人生哲学で極貧生活をたくましく生き抜く、がばい(=すごい)祖母と少年の日常を描く。
監督:倉内均
原作・脚本:島田洋七
脚本:山元清多
撮影:三好保彦
美術:内藤政市
編集:阿部亙英
音楽:坂田晃一
製作プロダクション:アマゾン
製作:映画「佐賀のがばいばあちゃん」製作委員会
2006年製作/104分/日本
配給:ティ・ジョイ
劇場公開日:2006年6月3日
ばあちゃん:吉行和子
明広の母:工藤夕貴
真佐子(明広の母の姉):浅田美代子
明広(成人):三宅裕司(特別出演)
明広(中学生):鈴木祐真
明広(小学生):池田晃信
明広(小学生):池田壮磨
スポーツ店主:島田紳助(友情出演)
大学の掃除夫:島田洋八(友情出演)
中野先生:山本太郎
小2担当教師:保積ぺぺ
警官:吉守京太
看護婦:石川あずみ
豆腐屋のおじさん:緒形拳(特別出演)
090-3990-0645