僕の知り合いの方がフジテレビに情報提供した際に、事実と違う報道をされたということで、悲しんでおられますので、投稿をシェアします。
7月13日、フジテレビ「直撃LIVE グッディ! 」で放送された、アレフで「麻原元死刑囚の執行後に信者に配布された」と報じられた麻原の法話と演劇のビデオ、このビデオをフジに提供したのは私ですが、これは死刑執行後に配布されたものではなく、死刑前に配布されたものです。その事実を無視してフジテレビの制作者が番組に都合のいい設定を捏造して報道しました。フジテレビのいい加減さを皆さんに知っていただきたく、公開設定で経緯を書きます。
私はアレフ信者の脱会支援をしているものです。フジテレビの情報制作センターのI氏から電話があったのは7月12日の午後4時すぎでした。内容は他のテレビで放送されていたビデオを自分の番組でも使いたいということと、元信者に電話でインタビューしたいので紹介して欲しい、というものでした。
私は会ったこともないメディアの人に元信者を紹介することは絶対にないので、インタビューの件は断りましたが、ビデオは提供すると言いました。その後夜10時くらいに電話で打ち合わせ。ビデオについて聞かれたので「アレフで配布されたのは最近だが死刑執行後ではない。また特定の信者に配布されたことは把握しているが広く配布されたかどうかは分からない。オウム時代に作られたもので、今までにもアレフではよく見られていた。決して特別なものではない」と念を入れて説明しました。その後、夜の1時くらいにアレフの内部情報と一緒にデータとして送信しています。
翌13日に放送。特に放送を見るつもりも無かったのですが、友人から放送された内容を聞いて仰天しました。「死刑執行後に信者に広く配布された」と説明されていたそうなのです。慌てて録画を入手して見ましたが、全く事実と異なる説明がなされていました。何ヶ月も前に配布されたビデオを映して、死刑執行後にさらなる麻原帰依を信者に徹底するために配布された、という完全にデタラメな説明です。おそらくこの説明のほうがニュース価値があると判断されたのでしょう。
その後、I氏からは放送されたとの報告も礼も全くなし。こちらから、「報道の内容について説明を求めます」というメールを翌日送信しましたが、今に至るまで返事はありません。
アレフ内部では、テレビや新聞はデタラメだから見るな、と信者に徹底され、信者はなるべくテレビや新聞を見ないようにしています。これは教団に都合の悪い報道を信者に見せたくないという理由でしょうが、こんな事があると「テレビのアレフ報道はデタラメである」証拠として彼らに利用されてしまうでしょう。本当に余計なことをしてくれたものです。
今までにもオセロの中島知子さんの洗脳騒動のときなど、テレビの取材と報道のいい加減さに触れたことはありましたが、今回くらいヒドイのはありませんでした。意図的にインチキな報道をして、それに対してコメンテーターが適当なコメントをする。こんなのは報道ではなく、ただの茶番です。
彼らは地下鉄サリン事件の前に、興味本位に麻原彰晃をバラエティ番組などに出して信者獲得を助けてしまった事をすこしは反省しているのでしょうか。
オウムはインチキですが、フジテレビもまたインチキです。アレフについては現在も複数メディアからの継続的な取材に応じていますが、今後はフジテレビの取材には一切応じないことを明言します。
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