この映画を最初から最後までちゃんと見たのは何年ぶりだろうか。
今さらながらこんな話やったのか?と。若い時に見て理解してなかったのか、そもそも内容を忘れていたのか。
そして改めてウィキペディアを見ると、へ~そうなんや!?と思うことがいっぱい書いてある。
ドランクモンキー 酔拳 ウィキペディア(Wikipedia)
この映画の公開が1978年(昭和53年)、ジャッキーチェンが24歳の時だ。今までそんなこと考えたことも無かったけどね。
僕がジャッキーチェンの映画を初めて見るのはもう少しあと、82年か83年ごろかな。10歳前後の時だと思う。蛇拳だったのか酔拳だったのか、金曜ロードショーなのか日曜洋画劇場だったのか。めちゃくちゃあこがれたものの、まだビデオデッキすら無い時代。とにかく次のテレビ放送を待つしかなかった。
今の時代なら、僕もあんな風になれると思っただろうか?
そして当たり前かも知れんがこの時代はまだ監督やってないんやなってことを今さら知った。
これは必ず見るべき映画101本に入る映画やな。
作品情報
公開日:1978年
監督:ユエン・ウーピン(袁和平)
原作者:―(オリジナル脚本)
原作:―
映画脚本:エン・ホー(嚴浩)、シウ・ツンユン(蘇振炎)、ユエン・ウーピン ほか
撮影:ワン・ホーサン(黄浩森)
原題:醉拳(Drunken Master)
配給:嘉禾電影(ゴールデン・ハーベスト)
劇場公開日(日本):1979年7月14日
ジャンル : カンフー映画、アクション、コメディ
製作年:1978年
製作国:香港
上映時間:111分
字幕・翻訳:公開時は日本語字幕(配給:東宝東和)
音楽:フランキー・チェン(陳永煇)ら
主題歌:―(挿入音楽が主)
キャスト
フアン・フェイフォン(黄飛鴻):ジャッキー・チェン(吹替:石丸博也)
スー・ハクフー(蘇乞兒)=酔拳の達人:ユエン・シャオティエン(袁小田)
ファン・チーミン(黄麒英/フェイフォンの父):ラム・カートン(林家棟)
ヤン・ティエンワン(鉄の頭):ウォン・チェンリー(黄正利)
チン(悪徳役人):トン・ルン(唐龍)
ファン家の従僕:ディーン・シェキ(石天)
ほか、ユエン一族(ユエン・シュンイー、ユエン・ウー、ユエン・モーなど)がアクション参加
テーマ・みどころ
『ドランクモンキー 酔拳』は、香港アクション映画に“ジャッキー・チェン=コミカルなカンフー”という新しいスタイルを定着させた歴史的作品です。
主人公フェイフォンは、放蕩息子の若者として登場し、父に懲らしめられる形で酔拳の達人スー・ハクフーに弟子入りします。厳しい修行の末、悪党を打ち倒す成長物語。
みどころはやはり「酔えば酔うほど強くなる」という酔拳スタイル。柔軟でトリッキーな動きに、ジャッキーのアクロバティックな身体能力とコミカルな演技が融合しています。師匠との掛け合いや失敗続きの修行シーンなど笑いと痛快さが同居し、従来の真面目な武侠映画とは一線を画した新しいエンタメ武術映画となりました。
カンフー映画ブームを世界に広げた作品であり、のちの『酔拳2』(1994年)にもつながるジャッキーの代表作の一つです。
090-3990-0645