carp2021

カープの緊急事態宣言Ⅱ

カープのコロナ感染がとまらない。

昨日までに発表された10人に続いて、新たに倉1軍バッテリーコーチの陽性が発表された。だが、どこのメディアもカープ球団でクラスターという書き方をしない。

これまで市役所でも学校でも、4~5人でればクラスターと書かれていたのにね。なんでこの球団だけ特別扱いされてんだ?

結局21日からの阪神戦は中止になったが、その発表があったのは21日の13時だった。その時点ですでにコストコ屋上の試合観戦用の駐車場には市外、県外ナンバーの車が到着していたが、実は午前中のうちにコーチや球場のアルバイトもすでに引き上げていたという。

僕でももしチケットを持っていれば、朝9時には出発して、昼には市内に入っていただろう。であれば、前日に10人の感染が分かった時点で中止の検討は無かったのか?午前中にスタッフが引き上げたという事はもう、試合が無いことはわかっていたんだろう。ひょっとして、開門までねばろうとしたのか?そしてカープうどんが売り切れてから中止の発表をしようと考えていたんじゃないか?

普段の雨天中止の発表のタイミングを見ていたら、そう考えざるを得ない対応の仕方だ。どうも、この球団はファンに対する配慮が無さすぎないか?

この中止になった3連戦は払い戻しが行われる。
払戻期間は
・マツダ スタジアム窓口・・・5月21日(金)13:00~5月30日(日)16:00
・セブンチケット・・・・・・5月22日(土)10:00~6月6日(土)23:59
・ローソンチケット・・・・・5月22日(土)10:00~5月30日(日)23:59
当然の事である。

だが、緊急事態宣言発出によって観戦できなくなった場合の払い戻しの対応はファンによってそれぞれ違うらしい。運よく払い戻しに応じてもらえたらラッキーで、払い戻せなかったファンも多い。

カープ球団は2020年度の決算で49年ぶりの赤字を出した。
売上高は、前年比83億4489万円減の85億5735万円。
2年連続の減収で9年ぶりに100億円を下回ったという。

内訳は、
入場料収入が41億3500万円減の16億6000万円
グッズ収入が22億8800万円減の13億5600万円
しめて当期損失は29億3487万円で、1974年以来46年ぶりの赤字という事だった。

これ対して松田オーナーのとった対策は資本金を3億2400万円から5千万円に減資して、税法上、中小企業の扱いとなり、税の優遇措置を受けられるようにする事がせいいっぱいだった。

ようするに今のカープ球団はもうジリ貧なのだ。今まで貯めにに貯めて続けてた内部留保ももう全て吐き出した頃だ。かといって、ファンには目もくれない、儲け優先主義は今に始まった事では無い。

元々最初からそういう商売を続けてきた結果である。ファンに背を向け儲けに儲けて、内部留保を蓄え、そして今に至るだけの事なのだ。まさに諸行無常の響あり。
果たして今回の球団クラスターによって松田商店は斜陽となるのか、それともここから再建するのか。もし再建の可能性があるとしたら、今こそファンと選手と向き合い、誠実な商売をするしか道は残されていないと思うが、どうだろう。

今後、交流戦と東京五輪開催も含めてカープ球団の動きに注目してみたい。

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moja
昭和47年生まれ。生まれた時からカープファン。 姫路生まれ姫路育ち。現在は相生市矢野町榊。 パソコン販売・修理・組立、出張サポート、ホームページ制作・WEBデザインなど。 奥さん1人と4男の父 真宗門徒
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