2015年8月突如として我が家にやってきたアントニオ。
捨てられてた猫を友人が拾ってきて誰か飼ってもらえないか。といわれ、子供もいるしお世話できるんだろうか。仲良くできるんだろうか。悩んで頂いた猫でした。
もらってきて数日の写真。 pic.twitter.com/mt4Wg5cVLt— ほっこりデザイナー 福永万琴 (@katatsumuri88) March 27, 2021
そのアントニオが2021年3月27日役目を終えた。わずか5年と7か月とあまりにもはかない命だった。
母ちゃんからアントンの様子がおかしいと連絡がきたのが、木曜日の午前中。そのまま病院に行ってもらって、体の中に膿がたまっているとかなんとか言われたらしい。
膿を抜いてもらって、帰ってきたけどもはや全く動けない状態。声をかけたり手を当てたりするとニャあと言うが、もうそれだけだった。
それから二日間、僕の布団の横でほぼほぼ寝たきりの状態だったのに、土曜日の朝、いきなり起き上がって僕が寝ている頭のところまでやってきてニャあニャあと声を出してくれた。
そして土曜日の午前中、誰もいないタイミングで静かに息を引き取った。
野球から帰ってきた、長男と次男がその姿を見て号泣したと聞く。アントニオが動けなくなってから亡くなるまでの2~3日の間、子どもたちも心配してしきりにアントニオに話しかけてくれた。
ありがとうアントニオ。君がうちにやってきてくれた事には大きな意味がありました。子どもたちの情操教育という意味でも本当に役に立ってくれたね。
君には何も大した事はしてやれなかったけど、君が膝に乗ってくれたり布団に入ってくれるだけで僕は幸せな気持ちになれたよ。
君より後に産まれた四男もこの5月でもう四歳になるよ。四男が産まれた時もずっとそばにいてくれたね。
ゆうべ、君のお通夜として家族全員でお勤めをした時、四男もなんまんだぶつって言ってた声が聞こえたか?子どもたちがすくすく元気に育っているのも、いつも君が見守ってくれていたおかげだと思っています。
あっという間の5年半だったな。本当にうちに来てくれてありがとう。さようなら。
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