「あふれるまで愛をそそぐ 6歳までの子育て」

 うちの家には結構な量の育児書がある。ほとんどが長男が産まれた頃に母ちゃんが買ったりとか、誰かにもらったりした物だ。僕は自分ではほとんど買っていないと思う。唯一僕が買ったのは、「幻の子ども像―子育て「論」にまどわされないで! 」青木悦 ぐらいかな?


幻の子ども像―子育て「論」にまどわされないで! 単行本

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青木 悦 (著)
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幻の子ども像―子育て「論」にまどわされないで! 単行本

 ただ、たくさんあるが、全部を全部読んだわけではない。全部読んだ物もあれば途中まで読んでやめたやつとか、全く読んでない物も結構あって、もはやどれを読んでどれを読んでいないかも忘れてしまった。

 ということで、適当に1冊選んで読んでみた。

 「あふれるまで愛をそそぐ 6歳までの子育て」本吉圓子(もとよしまとこ)著

 読みかけて途中で気づいたのは、この本は前にも読んでいる。ただし読んだのはおそらく7年ほど前だろうか。

 すっかり忘れていた。「あふれるまで愛をそそぐ」ことを。子どもの「甘え」を全て受け止めるという事を。

 この本によると、おねしょも、指しゃぶりも、乱暴、ぐずり、夜泣き、落ち着きが無い、どもりなどの全ては甘え不足が原因だと書かれている。そしてそれは子どもの望み(物を買い与えることではない。)を全て叶える事で、解決できる。と書いてある。

この本を読みながら、1冊の本を思い出した。それは、大塚貢先生の、「給食で死ぬ!!―いじめ・非行・暴力が給食を変えたらなくなり、優秀校になった長野・真田町の奇跡!! 」

 「給食で死ぬ」は、食事だったが、こちらは子どもへの愛だ。どちらか一方だけでも無いだろう。両方あって初めて成り立つもんだと思う。

 タイトルには「6歳までの」となっているが、具体例では小学生の子どもの事も書かれており、特に何歳までのという事も無いだろう。

 そういば以前、シュタイナー学校の先生の講演会で聞いた言葉を思い出した「子どもが望めば、必ず抱っこしてあげてください。それが小学5年生でも、6年生でも。そうして1時間でも2時間でも抱っこしてあげてください。子どもが満足すれば自分から「降りる」と言いますので、それまで頑張って抱っこしてみて下さい」と。
 
 何かの質問の答えだったのか、話の流れだったのかは忘れたが、それと全く同じ事がこの本には書かれていた。

 特にうちでは、長男1人の頃はまだ良かったが、次男、三男と続けて生まれてだいぶおろそかになっていたように思う。特に次男に対してかな。最近では、絵本すらお兄ちゃんに「読んで」って持って行くようになった。だいぶ信頼を失ったかな?だけど、今気がついて良かった。

 そういえば、昨年と今年2年連続でインフルエンザにかかったのも、もしかしたら甘えだったのかもしれない。そんな風に考えさせられる本だった。

 もう一度、怒ることをやめて「子どもはしからないで育てる。しつけは不要。思いやりを育てれば、しつけはいらない」これを実践してみよう。


あふれるまで愛をそそぐ6歳までの子育て―子どもの心にひびく愛ひびかない愛

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単行本(ソフトカバー) – 2006/7/1 本吉 圓子 (著)
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あふれるまで愛をそそぐ6歳までの子育て―子どもの心にひびく愛ひびかない愛

良い本でした。

「あふれるまで愛をそそぐ 6歳までの子育て」
著者   本吉圓子 
出版社  カンゼン

ああああ

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