<広島―ヤクルト 1回戦>◇2018年4月3日 神宮球場
123 456 789 R
広 200 004 000 6
ヤ 102 000 000 3
勝利投手 [ 広島 ] 薮田 (1勝0敗0S)
敗戦投手 [ ヤクルト ] 原 (0勝1敗0S)
セーブ [ 広島 ] 中崎 (0勝0敗2S)
本塁打 [ 広島 ]
[ ヤクルト ] バレンティン1号(3回裏2ラン)
広島バッテリー 薮田、一岡、今村、中田、ジャクソン、中崎 - 會澤、石原
ヤクルトバッテリー 原、近藤、中尾、田川、風張 - 中村
今期のダークホースというか、相手としては一番やっかいな存在になるかもしれないヤクルト戦の火蓋が切って降ろされた。
満員の神宮球場の左半分は真っ赤。先発は不調の薮田対、プロ入り後カープ戦に勝ってない、我が地元、加古川市、東洋大姫路高校出身の原樹里君。
案の定の薮田は乱調気味ながらも5回を投げて勝利投手となった。西川龍馬のアンラッキーなエラーからの失点もあったが、やはり6四球、1死球を考えると昨年の15勝投手としては内容が悪すぎる。ただ勝ちが付いた事はまだ薮田にラッキーがあると考えて、できるだけ早く立て直してくれないと3連覇が厳しくなるだろう。
とはいえ、試合前からさほど試合結果を不安に思わなかった理由が昨日の試合ではっきりとわかった。それはヤクルト投手陣がカープにとってさほど驚異的でないのだ。今期のヤクルトの先発陣は、ブキャナン、石川、由規、原樹里、ハフときている。残るは小川、星、成瀬か?成瀬は復活がまだらしいので、小川だろうが、なんでここまで投げてないんだ?よそさまの事なのでよくわからんが。いずれにせよ2015年ならいざしらず、この2年間で十分に対応できるだけ打線になった。であれば、今のカープ打線にとってそれほど恐れることはないだろう。
その頭を不調の薮田が取ったのはおおいに価値がある1勝であった。高橋昂也と岡田にも後につづいて頑張って欲しい。そのためには早い回で援護点を取ることが重要になってくるだろう。
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