マクブルームの復活と打率５割の森下暢仁の先発。負ければ１０敗の阪神先発はコロナ中止を挟んでわざわざ広島戦にスライドさせた秋山。
1 左 西川 龍馬 左.315
2 二 菊池 涼介 右.255
3 遊 小園 海斗 左.192
4 一 マクブルーム 右.258
5 三 坂倉 将吾 左.365
6 捕 會澤 翼 右.206
7 右 堂林 翔太 右.375
8 中 上本 崇司 右.333
9 投 森下 暢仁 右.500
二回に３得点、三回にも３点を挙げ、三回終わって６得点で勝負あり。その６点のうち４点を挙げたのが森下暢仁のバット。
特に二回の打席は見ものだった。
坂倉が出塁して曾澤が送って一死二塁。堂林がフルカウントから三塁線を抜いて先制二塁打でまず１点。さらに上本がライトへ放った打球を佐藤輝明が突っ込んで捕れずにヒットで一死一、三塁。
ここで森下暢仁。初球ボール、バントしてファウル、スクイズはウエストされてファウル、ボールでフルカウント、そしてまたバント、セーフティスクイズ成功！さらに龍馬も打ってまず３点。
この時点で森下暢仁の打点は１。次の三回、二死満塁で迎えた森下が１ストライクから右中間真っ二つの走者一掃スリーベースヒットで打点３がつき、合計４打点となった。愉快痛快とはこういう事を言うのだろう。
ちなみに投手の4打点は津田さん以来38年ぶりの快挙だということだ。
恐怖の9番！広島・森下4打点 球団投手84年・津田恒美以来の快挙、投げても1失点完投勝利 スポニチアネックス 2022年4月10日
開幕から2試合で打率5割、そして3試合目で打率4割、4安打7打点。これを二刀流と言わずなんという？
さらに投げても１失点完投の快挙！と言いたいところだが、四回に佐藤輝明に打たれた１発は余分だった。もうちょっと慎重に行って欲しかったと思う。なんせ今は弱ってるとはいえ、調子にのせると面倒くさいのだから。もひとつ、完封ならともかく１００球超えて完投する必要があったか？
確かにシーズン通して先発がイニング食う事は素晴らしいが、矢崎はなんのためにベンチに置いてるんだ？無理に森下を引っ張った理由もわからん。勝ってる時こそ色々細かく考えてほしいと思うのですよ。
それにしてもわざわざスライドさせた秋山を攻略したのが本当に痛快でならない。この試合が終わって、秋山は２軍再調整となった。２試合でさんざん投手も使わせたし、一気にたたみかけてもらいたい。
責任投手
勝利投手 広島 森下 (2勝0敗0S)
敗戦投手 阪神 秋山 (0勝2敗0S)
本塁打
阪神 佐藤輝 2号(4回裏ソロ)
バッテリー
広島 森下 - 會澤
阪神 秋山、岩貞、浜地、小川、齋藤 - 梅野
画像と動画はスポナビ
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