昨日負けて、借金3で4位阪神とのゲーム差が1になった。この試合勝つと負けるでは大違いになる。佐々岡監督の言う「自分たちの野球」とはいったいどんな野球なのか?一方の矢野監督も「俺たちの野球」をかかげて戦う。
阪神の先発はドラフト3位左腕の桐敷。先発は2試合で2敗。4月14日以来の登板で未知数。こちらはアンダーソン。持丸が登録されたが捕手は持丸だろうか?6月23日の阪神戦でもアンダーソンと組んだがアンダーソンの交代もあって2打席しか立っていない。
あとは、30試合連続安打の近本がどうか?
捕手は磯村だ。そして一番堂林、野間が外れた。
阪神
先発投 桐敷 拓馬 左6.75
1 遊 中野 拓夢 左.279
2 左 島田 海吏 左.260
3 中 近本 光司 左.302
4 右 佐藤 輝明 左.272
5 一 大山 悠輔 右.251
6 二 糸原 健斗 左.248
7 三 北條 史也 右.200
8 捕 梅野 隆太郎 右.181
9 投 桐敷 拓馬 左.000
広島
先発投 アンダーソン 右4.04
1 左 堂林 翔太 右.254
2 中 上本 崇司 右.316
3 二 菊池 涼介 右.252
4 一 マクブルーム 右.275
5 三 坂倉 将吾 左.318
6 捕 磯村 嘉孝 右.188
7 遊 小園 海斗 左.243
8 右 中村 健人 右.244
9 投 アンダーソン 右.000
崖っぷちで踏みとどまった、アンダーソンが自己最長の八回を投げ抜き107球、被安打4で無失点に抑え、九回を栗林で締める理想の展開。
リードはわずか1点。二回にマクブルームが左中間スタンドへかっ飛ばした10号ソロによるものだった。
だが抑え込まれたのはこちらも同じ。相手のルーキー左腕の前に五回までに放ったヒットはマクブルームのホームランを含むわずか4安打のみ。あの一発が無ければ、アンダーソンとて、どうなっていたかわからない。
二回には大山の抜けたら同点という打球をライトの中村健人がスーパープレーでキャッチしてみせた。
アンダーソンは六回を投げぬいて、83球。後ろの投手が盤石であれば、あそこで交代もできた。だが佐々岡監督は中崎、矢崎、森浦を簡単には送り出さない。
七回にもツーアウトから小園と健人が出塁してなお、アンダーソンが打席に入った。追加点の欲しい場面でここぞの代打がいない事も一つの不安要素なのだろう。
だが、九回に代打松山が大きな仕事をして、3対0となり栗林も安定の投球ができた。アンダーソン、マクブルーム、代打松山、そしてアンダーソンがヒーローインタビューで褒めたたえた磯村。さらに栗林や中村健人。みんなよく頑張った。
大事な戦いに勝利して、次なる舞台は鬼門の名古屋はバンテリンドーム。だがいよいよ秋山合流でチームの流れがどうなるか?真夏の暑い戦いは始まったばかりである。
責任投手
勝利投手 広島 アンダーソン (3勝2敗0S)
敗戦投手 阪神 桐敷 (0勝3敗0S)
セーブ 広島 栗林 (0勝1敗17S)
本塁打
広島 マクブルーム 10号(2回表ソロ)
バッテリー
広島 アンダーソン、栗林 - 磯村
阪神 桐敷、ケラー、岩貞、アルカンタラ、加治屋、石井 - 梅野
7/7(木) 18:00 甲子園
観客数 38,277人 試合時間 2時間51分
画像はスポナビ
090-3990-0645