交流戦前最後の試合。アドゥワ誠は1週間前ジャイアンツ相手に5回4失点、ややお疲れじゃないのか?と思うがどうか?ただその前は甲子園で阪神相手に7回4安打無失点だが、4月30日の甲子園では5回6四球3失点だった。相手はガルシア、今季初対戦だが昨季中日ガルシアは3勝1敗、防御率2.28だった。さてどうでしょう?
1(中)野間 峻祥 左.288
2(二)菊池 涼介 右.290
3(一)バティスタ 右.299
4(右)鈴木 誠也 右.353
5(左)西川 龍馬 左.306
6(捕)磯村 嘉孝 右.394
7(三)小窪 哲也 右.271
8(遊)田中 広輔 左.186
9(投)アドゥワ 誠 右.077
1(中)近本 光司 左.304
2(二)糸原 健斗 左.254
3(右)糸井 嘉男 左.282
4(三)大山 悠輔 右.267
5(一)マルテ 右.259
6(捕)梅野 隆太郎 右.305
7(左)髙山 俊 左.222
8(遊)木浪 聖也 左.232
9(投)ガルシア 左.143
2回に7失点で7対5負け。2回が全てだった。先頭の梅野にバックスクリーンにホームラン。そこから四球、ヒットで一死二、三塁から2失点で3対0
この試合に本気で勝つつもりなら、ここか、その次の2失点で5対0になったところでアドゥワ交代の選択肢もあっただろう。だが首脳陣の選択はアドゥワ続投だった。アドゥワの経験値という考えだろうか?結局打者12人で8安打の猛攻を受けて7失点。6回にガルシアを攻め立てて5点を返したが後2点届かなかった。
試合後緒方監督はアドゥワについて
「同じことをやっているんでね」と初回に3点を失った5月26日の巨人戦(東京D)から修正できていない点を指摘。「火曜日から中に入ってもらいます」と、4日の西武戦(メットライフ)で開幕する交流戦から中継ぎに配置転換すると明言した。
とコメントしたらしい。
それならあの続投も納得ができる。おそらく10失点ぐらいまでは投げさたんだろう。そして後ろを、中村恭平、九里、タモツが2回ずつつないで最後に2点ビハインドで中崎翔太。さすがの全員が無失点。
ビハインドの場面で中崎に関しては、
指揮官は「彼とは話をしている。ポジション的なものは流動的になる」と説明。楽な展開での起用も含めながら、状態の回復を促していくようだ。佐々岡コーチも「(もう1人の守護神はフランスア?)まあ、そうなるでしょうね」と、フランスアもセーブのつく展開で起用させる可能性があると話した。
スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20190602-OHT1T50179.html
交流戦までをひとつの区切りとみたのか、ここにきて色々な方法を探るようになった。昨年までただ勢いにのって走っているように見えて首脳陣の試行錯誤が表に出る事があまりなかったが、今年は4月から丸の代わりを探す中で色々な形を模索する首脳陣の苦悩が表面化した事はある意味大きいかもしれない。
収穫もあった。6回ガルシアから5点を奪ってKOした。これはこの先阪神と戦う上で非常に大きな意味を持つことになるだろう。ただ、その後ろの藤川、ジョンソン、ドリスの勝ちパターンを崩せなかったのが課題が残る所となった。
チームはここまでで54試合を終えて、33勝20敗1引き分け、貯金13。2位阪神とゲーム差4。得失点差+34、防御率3.08と驚異的な数字を残している。
昨年の交流戦は7勝11敗借金4の10位で終えた。逆にヤクルトは12勝6敗貯金6で交流戦優勝、リーグ最下位から2位に位置付けた。
日本一になるためにできれば交流戦優勝を願うが、9勝9敗の乗り切っても4連覇は揺るがないだろうと予想するが、さてどうでしょう?
いよいよ来週から交流戦。まずは敵地所沢で西武戦である。
<広島ー阪神 12回戦>◇2019年6月2日 マツダスタジアム
123 456 789 R 安 失
阪 070 000 000 7 15 4
広 000 005 000 5 10 1
勝利投手 [ 阪神 ] ガルシア (2勝2敗0S)
敗戦投手 [ 広島 ] アドゥワ (2勝2敗0S)
セーブ [ 阪神 ] ドリス (2勝1敗13S)
本塁打 [ 阪神 ] 梅野4号(2回表ソロ)
阪神バッテリー ガルシア、守屋、藤川、ジョンソン、ドリス - 梅野
広島バッテリー アドゥワ、中村恭、九里、菊池保、中崎 - 磯村
090-3990-0645