勝てば球団通算4500勝の試合。そのマウンドに上がるのはスライド登板の九里亜蓮。
先発 九里 亜蓮 右2.10
1 左 堂林 翔太 右.306
2 二 菊池 涼介 右 .296
3 中 西川 龍馬 左.345
4 一 マクブルーム 右.244
5 三 坂倉 将吾 左.304
6 右 長野 久義 右.174
7 捕 會澤 翼 右.227
8 遊 小園 海斗 左.175
9 投 九里 亜蓮 右.000
先発 高橋 奎二 左2.13
1 右 太田 賢吾 左.292
2 左 青木 宣親 左.213
3 二 山田 哲人 右.289
4 三 村上 宗隆 左.299
5 中 塩見 泰隆 右.270
6 遊 長岡 秀樹 左.234
7 一 オスナ 右.236
8 捕 松本 直樹 右.214
9 投 高橋 奎二 左.250
2点リードの8回のマウンドに上がったのは中崎翔太。先頭の代打川端をショートフライに打ち取ったまではよかったが、ここから悪夢が始まった。
次の太田に四球をあたえると、次の青木も連続の四球。さらに一死一、二塁で山田にも四球で一死満塁。
そして村上、初球ファウルのあと、次の低めをセンター前に2点タイムリー。
こおで島内にスイッチしたが時すでに遅し。一死一、二塁から塩見に四球。二度目の一死満塁で長岡になんと押し出しの四球となった。そしてオスナにまた2点タイムリーで黒原にスイッチ。
だが、ここでルーキーは荷が重すぎるだろう。結局この回だけで9失点という目を疑いたくなるような結果が待ち受けていた。
佐々岡監督「信頼して送り出した、うちの勝ちパターンのふたり。失敗すれば僕の責任」というが確かにそうかも知れないが、中崎もあまりにもひどい内容だった。だからと言って満塁になったところで代える選択肢もないだろう。
佐々岡監督の責任があるとすれば、2失点で防げなかった継投だろう。
勝てばヒーローインタビューを受けるはずだった、坂倉のツーランホームラン。九里の勝利、球団通算4500勝をマツダスタジアムで飾ること。この全てを台無しにした中崎の罪はあまりにも重い。
責任投手
勝利投手 ヤクルト 大西 (1勝0敗0S)
敗戦投手 広島 中﨑 (1勝3敗0S)
本塁打
広島 坂倉 2号(4回裏2ラン)
バッテリー
ヤクルト 高橋、梅野、大西、石山、田口、マクガフ - 松本直
広島 九里、中﨑、島内、黒原、森浦 - 會澤、磯村
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